らん‐しん【乱臣】
1 反逆などを企て、国を乱す臣下。逆臣。 2 《「乱」は治める意》天下をよく治める臣下。
らんしん‐ぞくし【乱臣賊子】
《「孟子」滕文公下から》国を乱す臣下と親を害する子。
らん‐じょ【乱序】
1 雅楽で、1曲の序部でありながら急速に舞う特定の部分の楽曲および舞。「蘭陵王(らんりょうおう)」「還城楽(げんじょうらく)」「安摩(あま)」にある。 2 能の囃子事(はやしごと)の一。獅子(し...
らん‐じょう【乱声】
1 雅楽の笛の曲。舞人の登場のときなどに太鼓・鉦鼓(しょうこ)と合奏する。新楽乱声・古楽乱声・小乱声・高麗(こま)乱声・高麗小乱声などがある。 2 鉦(かね)・太鼓を打ち鳴らしてときの声をあげる...
らん‐ぞう【乱声】
⇒らんじょう(乱声)
らん‐じん【乱人】
1 国を乱す人。反逆者。「藤原玄明等、素より国のための—たり」〈将門記〉 2 心の乱れた人。狂人。乱心者。「神をうらみ仏に歎き—となって」〈浮・諸艶大鑑・一〉
らん‐すい【乱酔/爛酔】
[名](スル)正体がなくなるほど酒に酔うこと。泥酔。
らん‐すう【乱数】
全く無秩序に、しかも出現の確率が同じになるように並べられた数字の列。乱数さいなどを用いて生成する。→疑似乱数
らんすう‐さい【乱数賽】
乱数を発生させるのに使用するさいころ。正二十面体で、各面に0から9までの数字が2度ずつ書きこまれている。
らんすう‐ひょう【乱数表】
0から9までの数字を全く無秩序に、しかも出現の確率が同じになるように並べた表。統計調査で標本の無作為抽出をするときなどに用いる。