きょく‐せつ【曲説】
[名](スル)事実を曲げて説明すること。また、その説明。「発言内容を—した記事」
きょく‐ひ【曲庇】
[名](スル)事実を偽ったり法律を曲げたりして、人をかばうこと。「伯が心中にて—者なりなんど思われんは」〈鴎外・舞姫〉
きょく‐ひつ【曲筆】
[名](スル)事実を曲げて書くこと。また、その文章。「史実を故意に—する」「舞文(ぶぶん)—」⇔直筆(ちょくひつ)。
きょ‐こう【虚構】
1 事実ではないことを事実らしくつくり上げること。つくりごと。 2 文芸作品などで、作者の想像力によって、人物・出来事・場面などを現実であるかのように組み立てること。フィクション。仮構。
きょ‐しょう【挙証】
[名](スル)証拠をあげること。事実の存否につき、裁判所に心証を得させるために証拠をあげ示すこと。「占有権を—する」
きょしょう‐せきにん【挙証責任】
訴訟上、証拠によって事実の存否が確認できない場合、裁判所はその事実は存在しないと仮定するが、それによって当事者の一方が受ける不利益をいう。刑事訴訟では検察官、民事訴訟では原告が原則として挙証責任...
きょ‐じつ【虚実】
1 実質・実体のあることとないこと。 2 うそとまこと。虚構と事実。「—とりまぜて語る」 3 「虚虚実実」の略。
きょ‐だん【虚談】
事実でない話。作り話。虚説。
きょ‐ぶん【虚聞】
1 事実無根のうわさ。虚説。「—に惑わされる」 2 実力の伴わない名声。虚名。
きょ‐む【虚夢】
事実とは異なる夢。また、実現しない、むなしい夢。