にかこくご‐ほうそう【二箇国語放送】
音声多重放送の一。テレビ放送などで、二つの言語による音声を同時に放送すること。三か国語以上の場合も、日本ではこのように呼ばれる。→副音声
にか‐さん【二化蚕】
自然条件下で1年に2回孵化(ふか)し、2世代を繰り返す蚕。一化蚕よりも一般に繭は小さいが、強健。
にか‐せんしょくたい【二価染色体】
第1回の減数分裂において、相同染色体が2本ずつ平行して並び、接合したもの。
にか‐てん【二科展】
二科会が毎年秋に開催する美術展。作品は公募され、絵画・彫刻・デザイン・写真の4部門がある。
にか‐めいが【二化螟蛾】
メイガ科の昆虫。翅(はね)が黄褐色または灰褐色のガで、初夏と晩夏の年2回発生するが、北海道・東北では年1回、沖縄では年4回発生する。夜行性。幼虫は稲のほかアワ・トウモロコシなどの茎に食い入る大害虫。
にか‐めいちゅう【二化螟虫】
ニカメイガの幼虫。
に‐かん【二官】
律令制で、神祇官(じんぎかん)と太政官(だいじょうかん)のこと。
に‐が【二河】
仏語。火の河と水の河。人間の瞋憎(しんぞう)を火に、貪愛(とんあい)を水にたとえたもの。
にがた‐しきかく【二型色覚】
網膜にある3種類の錐体細胞のうち、M錐体に変異がみられるタイプの先天色覚異常の総称。二色覚と異常三色覚にみられる。
にがた‐ちょうしんせい【Ⅱ型超新星】
超新星のうち、分光学的な観測から、そのスペクトルに水素の吸収スペクトルが見られるもの。太陽質量の10倍以上の恒星が、その進化の最終段階において重力崩壊を起こすことによって生じ、中心部には中性子星...