せ‐たい【世態】
世の中のありさま。世間の状態。世情。せいたい。「—人情」「小説の主脳は人情なり、—風俗これに次ぐ」〈逍遥・小説神髄〉
せわ‐じょうるり【世話浄瑠璃】
世話物の浄瑠璃。町人社会の風俗や人情・恋愛などを題材としたもの。⇔時代浄瑠璃。
せわ‐もの【世話物】
浄瑠璃・歌舞伎で、主として江戸時代の町人社会に取材し、義理・人情・恋愛や種々の葛藤(かっとう)を主題としたもの。歌舞伎では、生世話物(きぜわもの)・散切物(ざんぎりもの)も含む。二番目物。世話。...
そう‐こう【崢嶸】
[名] 1 山や谷のけわしさ。「険は—を排するに似たり」〈東海散士・佳人之奇遇〉 2 人生のけわしさ。「人情反覆せる世路—の中にて」〈蘇峰・近来流行の政治小説を評す〉
[ト・タル][文][形...
そう‐さつ【想察】
[名](スル)あれこれと事情を推察すること。「以て其時代の人情風俗を—し得べきなり」〈田口・日本開化小史〉
ソーシャル‐ディーアールエム【ソーシャルDRM】
《social DRM》違法コピーを抑止するデジタル著作権管理(DRM)の方式の一。主に電子書籍の分野で採用される。利用者が電子書籍を購入すると、電子透かしで個人情報がデータに書き込まれるもの。
ぞく‐じょう【俗情】
1 世俗のありさま。世間の事情や人情。「—に疎い」 2 俗事にひかれる気持ち。名利にとらわれる心。「此の度の旅行は—を離れて、あく迄画工になり切るのが主意であるから」〈漱石・草枕〉
たいない‐チップ【体内チップ】
体内に埋め込み、種々の情報を発信する集積回路。医療情報や身分証明用の個人情報、位置の確認などに利用される。
たじょう‐ぶっしん【多情仏心】
感じやすく移り気であるが、人情にあつい性質。 [補説]書名別項。→多情仏心
たんじろう【丹次郎】
為永春水作の人情本「春色梅児誉美(しゅんしょくうめごよみ)」の主人公。複数の女性に愛されたので、江戸末期の色男の代名詞となった。