がく・す【学す】
[動サ変]勉学する。「七巻の書あり。これを取りて—・するに」〈今昔・一一・五〉
き【杵】
きね。「此の粉舂(こつき)の女ども、此の音を聞きて、—と云ふ物を提(ひさげ)て」〈今昔・二六・二三〉
きき‐お・く【聞(き)置く】
[動カ五(四)] 1 自分の意見は言わないで、人の話を聞くだけにしておく。「参考までに—・くにとどめる」 2 聞いて心にとめる。「家の伝へにて—・ける事あり」〈今昔・二五・九〉
き‐しゅく【寄宿】
[名](スル) 1 他家に身を寄せて世話になること。「叔父の家に—する」 2 寄宿舎に入って共同生活をすること。「県人寮に—する」 3 「寄宿舎」の略。 4 ある場所を借りて泊まること。「木の下...
き‐と
[副] 1 動作が瞬間的に行われるさま。急に。とっさに。「御輿を寄せ給ふに、このかぐや姫—影になりぬ」〈竹取〉 2 特に意図せずにある動作をするさま。思わず。ふと。「—寝入りたりけるに」〈梁塵秘...
き‐とく【奇特】
[形動][文][ナリ]《「きどく」とも》 1 言行や心がけなどがすぐれていて、褒めるに値するさま。「世の中には—な人もいるものだ」 2 非常に珍しく、不思議なさま。「比の香の—なるを漸く寄りて見...
きぬ‐や【絹屋】
1 絹の幕を屋根と四方に張った仮屋。「—二つを打ちて唐、高麗(かうらい)の楽屋とす」〈今昔・一二・二二〉 2 絹布を織り、または売る家や人。〈日葡〉
きも‐ふと・し【肝太し】
[形ク]大胆である。ずぶとい。「思量(おもばかり)あり—・くして」〈今昔・二八・二三〉
きょう‐おう【饗応/供応】
[名](スル)《「響応(きょうおう)」から》 1 酒や食事などを出してもてなすこと。きょうよう。「—を受ける」 2 (饗応)相手の言動に逆らわずに迎合すること。へつらうこと。きょうよう。「これは...
きょう‐ぎょう【経教】
経文に説かれている教え。「—の深さ義理を悟り」〈今昔・七・二四〉