きじゃく‐もの【着尺物】
大人の着物を1枚仕立てるための反物。ふつう幅36センチ、長さ11.4メートルぐらいで、これを1反という。着尺地。
きっ‐たて【切っ立て】
1 切ったように垂直にそびえていること。また、そのもの。「—の総二階」〈里見弴・多情仏心〉 2 仕立てたばかりの衣服。仕立ておろし。「—の半被(はっぴ)」〈鏡花・註文帳〉
きょう‐じ【経師】
1 書画の幅(ふく)や屏風(びょうぶ)・ふすまなどを表装する職人。表具師。 2 経文を書き写すことを業とした人。 3 経文を折り本や巻物に仕立て、表装する職人。
きり‐たて【切(り)立て】
1 切ったばかりであること。また、そのもの。「—の草花」 2 仕立ておろして間もないこと。また、そのもの。「—のフロックコート」〈魯庵・社会百面相〉 3 蹴鞠(けまり)のとき、かかりの四隅に立てる木。
きり‐ばん【切り盤】
俎板(まないた)のこと。「ちょっきり—百人前を夢の間に仕立てすまして」〈浄・嫗山姥〉
くじら‐じる【鯨汁】
鯨の脂肪層の肉を入れて仕立てた味噌汁。すす払いの夜に食べるとされる。《季 冬》
くず‐ばかま【葛袴】
葛布(くずふ)で作った袴。狩袴をやや裾短に仕立て、括(くく)り緒(お)をつけたもの。
くつ‐かぶり【沓冠】
1 和歌の折句の一種。意味のある10文字の語句を各句の初めと終わりに1字ずつ詠み込んだもの。栄花物語に、「合(あ)はせ薫物(たきもの)すこし」を詠み込んだ「あふさかも、はてはゆききの、せきもゐず...
くつ‐づけ【沓付け】
雑俳の一種。下の5文字を題として出し、それに上5字・中7字を付けて1句に仕立てるもの。→冠付(かむりづ)け
クリスピー‐ファッション【crispy fashion】
きびきびした、さわやかなイメージのファッション。例えばシャープな仕立ての麻のスーツなど。→クリスプ