うん‐てい【亭】
奈良末期、石上宅嗣(いそのかみのやかつぐ)が平城京付近の旧宅を寺とし、その一隅に設けた日本最古の公開図書館。中国で、書庫を閣・台と称したことからの名。亭院。
うんぼう‐たく【雲夢沢】
中国古代に湖北省から湖南省にかけて存在したという大湿地。揚子江中流の武漢付近の湖沼群はその跡といわれる。
えいさい‐きょ【永済渠】
中国、隋の煬帝(ようだい)が開削した運河。河南省武陟(ぶちょく)県付近で黄河から分流、沁河(しんが)を経て衛河に入り天津に達した。608年完成。えいせいきょ。
えい‐すい【潁水】
中国河南省臨潁(りんえい)県を流れる川。鄭州(ていしゅう)付近に源を発し、淮河(わいが)に注ぐ。長さ約550キロ。隠士の許由(きょゆう)が帝尭(ぎょう)に召されたが栄達を望まず、その話を耳の汚れ...
えいせい‐でんわ【衛星電話】
《satellite phone》通信衛星を基地局とする移動体通信サービス。自動車、船舶、航空機にアンテナや通信端末を搭載して使用するほか、小型軽量化した携帯電話もある。通話可能エリアが広く、付...
えいてい‐が【永定河】
中国、山西省に源を発し、東流して河北省に入り、天津で海河(かいが)に合流する川。長さ650キロ。上流を桑干河(そうかんが)といい、北京(ペキン)付近では盧溝河(ろこうが)ともいう。日中戦争の発端...
えか‐の‐いち【餌香の市】
古代、河内(かわち)国に置かれたという市。現在の大阪府藤井寺市国府付近、もしくは羽曳野市古市付近が考えられる。
えきか‐じょうみゃく【腋窩静脈】
胸の上部にある静脈の一つ。上肢(肩・腕・手)の血液を集める太い静脈。大胸筋の下縁付近で上腕静脈から起こり、腋窩動脈の内側に沿って走り、第一肋骨のところで鎖骨下静脈になる。
えき‐とう【駅頭】
駅の付近。駅の前。また、駅。「—に降り立つ」
エス‐すいたい【S錐体】
ヒトの網膜に分布する3種類の錐体細胞のうち、短波長領域(440ナノメートル付近)の光に感度の高い視物質を含むもの。青から紫として認識される光を感受して電気信号に変換し、視神経へ出力する。以前は青...