まんごう‐まつだい【万劫末代】
仏語。万世の後。長い長い後の世。
み‐こしろ【御子代】
子代を敬っていう語。
みたま‐しろ【御霊代】
神霊の代わりとして祭るもの。御神体。
みつえ‐しろ【御杖代】
神や天皇の杖代わりとなって奉仕する者。特に、伊勢神宮の斎宮(さいぐう)、賀茂神社の斎院をいう。「—と定めてたてまつり給ふ事は」〈祝詞・斎内親王奉入時〉
みて‐しろ【御手代】
天皇などに代わって御幣(ごへい)を手に持ち、神事を行う者。また、幣(みてぐら)とするもの。「太襷(ふとだすき)をとりかけ、—にして、もってこの神を祭るは」〈神代紀・下〉
みと‐しろ【御戸代/御刀代】
《「みと」は「御処」で神有地の意かという》神にささげる稲を作る田。神田(しんでん)。「および—を増し給ふ」〈持統紀〉
み‐なしろ【御名代】
名代(なしろ)を敬っていう語。「大后石之日売命(おおきさきいはのひめのみこと)の—と為(し)て、葛城郡を定め」〈記・下〉
み‐の‐しろ【身の代】
1 「身の代金」に同じ。 2 給金。「それ、当座の—」〈伎・韓人漢文〉
み‐ひしろ【御樋代】
神社で、神体を納める器を尊んでいう語。特に、伊勢神宮のものをいう。
み‐ふなしろ【御船代】
伊勢神宮で、御樋代(みひしろ)を納める船形の器。