しろ‐もじ【白文字】
クスノキ科の落葉低木。暖地に自生。葉は卵形で三つに裂ける。雌雄異株。春、葉の出ないうちに黄色の小花が咲く。種子および葉から灯油がとれる。
しろ‐やまぶき【白山吹】
バラ科の落葉低木。よく分枝し、卵形の葉が対生する。初夏、ヤマブキに似た白い4弁花を開く。庭木にされる。《季 春》
シンフォリカルポス【(ラテン)Symphoricarpos】
スイカズラ科の低木の属名。17種があり、1種は中国、16種は北アメリカに自生する。中でもセッコウボク(Symphoricarpos albus)は果実が白色で、観賞用に栽培される。
じ‐むかで【地百足】
ツツジ科の常緑小低木。本州中部以北の高山帯などに生える。高さ約10センチ。茎は地をはい、先端は上を向き、細長いうろこ状の葉を密につける。7月ごろ、釣鐘状の白い花を開く。
じゃけつ‐いばら【蛇結茨】
マメ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山地や河原に生える。枝にとげをもち、葉は羽状複葉。初夏、黄色の花が多数開き、果実はさや状になる。種子は有毒であるが、漢方で雲実(うんじつ)といい、マラリアや下...
ジャスミン【jasmine】
1 モクセイ科ジャスミン属の植物の総称。低木状・蔓(つる)状のものが多く、400種ほどあり、亜熱帯・熱帯地方に多い。花は白・黄色のものが多く、夏に咲き、筒形で香りがある。ソケイ・マツリカ・オウバ...
じゅずね‐の‐き【数珠根の木】
アカネ科の常緑小低木。関東南部以西の暖地に生え、高さ約50センチ。枝にとげがある。葉は卵形で先がとがり、つやがある。春、葉の付け根に白花をつける。
じゅ‐りん【樹林】
植物群系の一。木本植物が密に生えている群落。高木林・低木林に分けられる。高木層・低木層・草本層・コケ層など、多層構造をなす。熱帯降雨林・照葉樹林・針葉樹林など。
じょう‐ざん【常山】
中国、恒山の異称。天子巡狩の故地。
アジサイ科の落葉低木。楕円形の葉が対生する。6、7月ごろ、青い花をつける。漢方で根を常山、若枝を蜀漆(しょくしつ)といい解熱・催吐剤に用い、またマラリアの...
じんちょう‐げ【沈丁花】
ジンチョウゲ科の常緑低木。よく分枝し、つやのある倒披針形の葉を密につける。早春、紅紫色または白色の香りの強い花を多数開く。中国の原産で、雌雄異株であるが、日本のものはほとんど雄株で実を結ばない。...