こう‐かん【校勘】
[名](スル)古典などの複数の写本や刊本を比較検討して、本文の異同を明らかにしたり正したりすること。「諸本を—して定本を作る」
こう‐がい【笄】
《「かみかき(髪掻)」の音変化》 1 髪をかき上げるのに使った、箸(はし)に似た細長い道具。銀・象牙などで作る。 2 女性の髷(まげ)に横に挿して飾りとする道具。金・銀・水晶・瑪瑙(めのう)・鼈...
こう‐げい【工芸】
1 工作や製造に関する技術。「—学校」 2 実用性と美的価値とを兼ね備えた工作物を作ること。また、その作品。一般に陶芸・漆芸・染織など小規模なものをいい、建築は含まない。「伝統—」
こうげい‐がし【工芸菓子】
雲平(うんぺい)や砂糖など、菓子の材料を用いて作る細工物。花鳥の姿を精巧に模したものが多い。
こう‐さく【工作】
[名](スル) 1 簡単な器物を作ること。また、それを学ぶ学科。「図画—」 2 土木・建築・製造などの工事や作業。 3 ある目的を達するために、前もって他に働きかけたり、計画をめぐらしたりして下...
こう‐しょく【耕植/耕殖】
土地をたがやして農作物を作ること。
こうしん‐こう【降真香】
中国・タイなどで産する香木から作る香料。
こう・する【校する】
[動サ変][文]かう・す[サ変]《比べて考える意》校合(きょうごう)する。「諸本を—・して定本を作る」
こう‐せん【香煎】
1 麦焦がしの別名。 2 焦がしに紫蘇(しそ)と山椒(さんしょう)の実、陳皮(ちんぴ)などの粉末を加えたもの。湯を注いで飲む。 3 茶会の待合や祝儀の席でお茶代わりにする、紫蘇や山椒の実、陳皮の...
こうや‐ぼうき【高野箒】
キク科の落葉低木。関東以西の山野に自生。高さ60〜90センチ。幹は細くよく分枝し、枝には一年枝と二年枝とがある。秋、一年枝の先に白い花を開く。高野山で、この枝を使ってほうきを作るのでこの名がある...