すぎょう‐ざ【修行者】
「しゅぎょうじゃ(修行者)」に同じ。「宇津の山にいたりて…—あひたり」〈伊勢・九〉
ず‐こう【塗香】
仏像や修行者の身体に香を塗って、けがれを除くこと。また、その香。
せっ‐け【摂化】
1 衆生(しゅじょう)を救い導き、利益を与えること。教化(きょうけ)。 2 禅門で、師家(しけ)が修行者を教え導くこと。
せつにんとう‐かつにんけん【殺人刀活人剣】
禅宗で、師が修行者の智慧のはたらきをとどめ、修行の完成に向かって自由自在に導くはたらきを活殺自在の剣にたとえた言葉。
せん‐にん【仙人/僊人】
1 俗界を離れて山中に住み、不老不死で、飛翔(ひしょう)できるなどの神通力をもつといわれる人。道教で、理想とされる神的存在。仙。神仙。仙客。 2 無欲で世事に疎い人。 3 仏語。外道(げどう)の...
ぜん‐き【禅機】
禅における無我の境地から出る働き。禅僧が修行者などに対するときの、独特の鋭い言葉または動作。
ぜん‐な【禅和】
《「ぜんわ」の連声(れんじょう)》禅の修行者。禅和子(ぜんなす)。
ぜん‐もんどう【禅問答】
禅僧が悟りを開くために行う問答。修行者が疑問を発し、師がこれに答えるもの。転じて、真意がとらえにくい問答・会話。
ぜん‐りょ【禅侶】
1 禅宗の僧。禅僧。 2 禅定(ぜんじょう)を修する者。仏道修行者。僧侶。出家。
そっ‐たく【啐啄】
《「啐」はひなが卵の殻を破って出ようとして鳴く声、「啄」は母鳥が殻をつつき割る音》 1 禅宗で、導く師家(しけ)と修行者との呼吸がぴたりと合うこと。 2 またとない好機。「利家も内々かく思ひ寄り...