のうほうせい‐かんせん【膿疱性乾癬】
発熱や倦怠感(けんたいかん)を伴い、全身の皮膚が紅潮し、膿疱が多発する、重症の乾癬。入院治療が必要。指定難病の一つ。
はいこうけつあつ‐しょう【肺高血圧症】
心臓から肺に血液を送り出す肺動脈の血圧が異常に高くなる病気。肺の小動脈で血液が流れにくくなっているために起こる。初期は無症状だが、進行すると、息切れ・全身倦怠感・めまい・立ちくらみなどの症状が現...
ほしへのたび【星への旅】
吉村昭の短編小説。日常への倦怠から集団自殺を企てる少年たちの姿を冷徹に描く。同作を表題作とする小説集は、昭和41年(1966)の刊行。第2回太宰治賞を受賞。
マイコプラズマ‐はいえん【マイコプラズマ肺炎】
肺炎マイコプラズマの感染によって起こる肺炎。流行性で、若年者に多い。頭痛・倦怠(けんたい)・発熱がみられ、強いせきが続く。
まんせいひろう‐しょうこうぐん【慢性疲労症候群】
《「筋痛性脳脊髄炎(ME:myalgic encephalomyelitis)」とも》健康に生活していた人が、ある日突然、原因不明の強い全身倦怠感(けんたいかん)におそわれ、通常の生活が送ること...
めし
林芙美子の小説。親の反対を押し切って恋愛結婚をしたものの、倦怠期に悩む女性の心情を描く。昭和26年(1951)に「朝日新聞」で連載が開始されたが、未完のまま遺作となった。同年、成瀬巳喜男監督によ...
ゆ‐しょう【油症】
ダイオキシン類のPCDFやPCBが混入した食用油を摂取した人に発症した中毒症。吹き出物・色素沈着などの皮膚症状や、全身倦怠感(けんたいかん)・しびれ・食欲不振などの症状を引き起こした。カネミ油症...
ルネ【(フランス)René】
シャトーブリアンの小説。「キリスト教精髄」第4部の「情熱の空漠性について」の挿話として発表。主人公の青年ルネの孤独や倦怠感は、後の時代の青年たちによる共感を得て、世紀病としてロマン主義の時代の若...