がいさん‐ばらい【概算払(い)】
1 支払額が未定のときに、後で精算する条件でおよその見積額を支払うこと。概算渡し。 2 国や地方公共団体が、法規に従って、支出金額の未確定な債務について概算金額を支払うこと。
き‐えん【棄捐】
[名](スル) 1 捨てて用いないこと。 2 法令により、貸借関係を破棄すること。特に江戸時代、幕府や諸藩が大名・旗本・家臣などの困窮を救うため、債務の棒引きなどを命じたこと。
きぎょうさいせいしえん‐きこう【企業再生支援機構】
有用な経営資源を有しながら過大な債務を抱える企業の経営再建を支援するために設立された官民ファンド。株式会社。平成21年(2009)に発足し、平成22〜24年(2010〜2012)には日本航空の再...
きぎょうさいせい‐ファンド【企業再生ファンド】
経営が困難になった企業に融資・出資等を行い、再建後に企業の債権や株式を売却して資金を回収するファンド。有望な事業を持ちながら、過重な債務により収益性が圧迫されている企業などが対象となる。日本では...
きけん‐ふたん【危険負担】
売買などの双務契約において、一方の債務が債務者の責めに帰することのできない事由で履行不能となって消滅した場合に、他方の債務も消滅するかどうかの問題。
き‐げん【期限】
1 前もって決められた一定の時期・期間。「定期券の—が切れる」「提出—」 2 法律行為の効力の発生・消滅または債務の履行を、将来到達することの確実な事実の発生にかかわらせる付款(ふかん)。確定期...
きげん‐の‐りえき【期限の利益】
期限が定められていることによって債務者が受ける利益。例えば、借金の返済期限が設定されている場合、債務者は期限が到来するまでは返済する義務はなく、また返済を求められることもない。
キャッシュ‐アウトフロー【cash outflow】
資金の流出。仕入債務や借入金の返済、固定資産の購入、株主への配当などによって現金や現金同等物が減少すること。→キャッシュフロー
きゅうしょう‐けん【求償権】
他人の債務を弁済した者が、その他人に対して返還の請求をする権利。連帯債務者や保証人が債務を弁済したときなどに生じる。
きゅう‐ふ【給付】
[名](スル) 1 金品を支給・交付すること。「従業員に制服を—する」 2 債務者の債務の内容、および、それを履行する行為。