煙(けむり)を立(た)・てる
《炊煙を立てる意》生計を立てる。「兄弟の力を頼りに細々と—・てる有様」〈藤村・家〉
けん【賢】
[常用漢字] [音]ケン(漢) [訓]かしこい さかしい 1 才知・人格がすぐれている。かしこい人。「賢愚・賢人・賢哲・賢母・賢明/諸賢・聖賢・先賢」 2 相手への敬意を表す語。「賢兄・賢察・賢...
けん‐けい【賢兄】
[名]賢い兄。また、他人の兄を敬っていう語。「—愚弟」
[代]二人称の人代名詞。手紙などで、男性が同輩を敬って呼ぶのに用いる語。貴兄。大兄。
けん‐てい【賢弟】
[名] 1 かしこい弟。「—愚兄」 2 他人の弟を敬っていう語。
[代]二人称の人代名詞。男性が手紙などで、年下の男性に対し用いる敬称。
けん‐よう【兼用】
[名](スル) 1 一つのものを二つ以上の用途に使うこと。「晴雨—の傘」 2 一つのものを二人以上で一緒に使うこと。共用。「自転車を兄と—する」
げき‐しょう【鬩牆】
内輪もめ。兄弟げんか。→兄弟(けいてい)牆(かき)に鬩(せめ)ぐ
げんくろう‐ぎつね【源九郎狐】
1 伝説で、大和にいたといわれるいたずら狐。播磨(はりま)の刑部狐(おさかべぎつね)の兄弟とされる。 2 浄瑠璃「義経千本桜」に登場する狐。親狐の皮で作られた初音の鼓を慕って、持ち主静御前のもと...
げん‐み【現未】
現在と未来。現世と来世。「兄上の—をたすけ、子孫も繁昌致すべし」〈浄・賀古教信〉
こう‐せい【好晴】
気持ちよく晴れ渡ること。また、その天気。快晴。「終日の—と思われた空に、いつか怪しい黒雲が起り」〈里見弴・安城家の兄弟〉
こう‐てい【孝悌/孝弟】
父母に孝行で、兄によくしたがうこと。「—は仁を為すの本」