ほっき‐じ【法起寺】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗の寺。山背大兄王(やましろのおおえのおう)が、聖徳太子の岡本宮を寺としたもの。法隆寺式の伽藍配置で、三重の塔は国宝。平成5年(1993)「法隆寺地域の仏...
ほ‐め・く【熱く】
[動カ四]《「火(ほ)めく」の意》 1 ほてる。熱くなる。「まだ湯上がりの顔—・く」〈浄・五人兄弟〉 2 男女が情事をする。「そちらで早う—・け—・けと言はれて」〈浄・金短冊〉
ホラティウスきょうだいのちかい【ホラティウス兄弟の誓い】
《原題、(フランス)Le Serment des Horaces》ダビッドの絵画。カンバスに油彩。ローマへの忠誠を誓うホラティウス三兄弟を描く。新古典主義絵画の代表的な作品の一。パリ、ルーブル美...
ほんのはなし【本の話】
由起しげ子の短編小説。義兄の遺した蔵書を、遺言どおり寄贈するか売却するか悩む童話作家の姿を描く。昭和24年(1949)発表。同年、第21回芥川賞受賞。
ぼう‐けい【亡兄】
死んだ兄。
ぼうけい‐けつぞく【傍系血族】
同じ始祖から分かれ出た血族。兄弟姉妹・おじ・おば・甥(おい)・姪(めい)・いとこなど。
ぼうけい‐しん【傍系親】
親族のうち、傍系の関係にある者。兄弟姉妹やいとこ同士など。
ぼけい‐しゃかい【母系社会】
母親の系統によって家族・血縁集団が組織されている社会。父親は子に法的権利をもたず、地位の継承や財産の相続は、母の兄弟からその甥(おい)へと伝えられる。ふつう集団の統制権は男子にあり、母権制とは異なる。
ぼんぼん
今江祥智の長編小説。昭和48年(1973)刊行。昭和49年(1974)、第14回日本児童文学者協会賞受賞。自身の体験をもとにした自伝的小説で、「兄貴」「おれたちのおふくろ」「牧歌」へと続く四部作の一。
ボールウェイン‐の‐よじのしゅうそく【ボールウェインの四次の収束】
コンピューターで円周率を計算する際に用いられる反復計算アルゴリズムの一つ。1980年代にカナダのボールウェイン兄弟が発見した。計算を反復するごとに正しい値の桁数が4倍に増える。