いろ‐めがね【色眼鏡】
1 着色したレンズをはめた眼鏡。サングラスなど。 2 偏った物の見方。先入観にとらわれた物の見方。「—で人を見る」
いわ‐おもだか【岩沢瀉】
ウラボシ科の常緑、多年生のシダ。岩や木に生え、約20センチの柄の先にオモダカに似た葉をつける。裏面に褐色の毛がある。
いわ‐かがみ【岩鏡】
イワウメ科の常緑多年草。深山に自生。高さ約10センチ。根元から多数出る葉は、円形で縁にぎざぎざがある。夏、花びらの先が細かく裂けた淡紅色の花を数個開く。
いわ‐が‐ね【岩が根/石が根】
1 イラクサ科の落葉低木。暖地に自生し、高さ約2メートル。枝は斜めに伸び、暗紫色。葉は長楕円形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。雌雄異株。小花が球状に群がってつく。胡椒木(こしょうぼく)。やぶま...
いわ‐ぎきょう【岩桔梗】
キキョウ科の多年草。本州中部以北の高山に自生。高さ約10センチ。葉は線形で先がとがり、縁に粗いぎざぎざがある。夏、紫色の釣鐘形の花を1個開く。
いわ‐つつじ【岩躑躅】
1 ツツジ科の落葉低木。高さ約15センチ。葉は茎の先に集まって互生し、広卵形。夏、淡紅色の釣鐘形の小花が咲き、果実は丸く、10月ごろ赤く熟し、食べられる。本州中部から北に分布。 2 岩や石のほと...
いわなみしょうねんぶんこ【岩波少年文庫】
岩波書店が出版する小中学生向け文学叢書(そうしょ)。昭和25年(1950)創刊。海外や国内文学の名作を翻訳・紹介しており、「あしながおじさん」「クリスマスキャロル」「星の王子さま」「冒険者たち」...
言(い)わぬが花(はな)
口に出して言わないほうが味わいもあり、差し障りもなくてよい。「これから先は—だ」
いわ‐ぶくろ【岩袋】
オオバコ科の多年草。本州以北の高山に分布。高さ約10センチ。夏、淡紅紫色で先が五つに裂けた袋状の花が開く。北海道の樽前山(たるまえさん)に多く、「たるまいそう」ともいう。
いん‐か【陰火】
1 墓地などで燃える、奇怪な青白い火。狐火(きつねび)。鬼火。 2 焼酎(しょうちゅう)を浸した布切れを棒の先につけて燃やした火。芝居で幽霊の出る場面などに用いる。焼酎火(しょうちゅうび)。人魂...