うみうさぎ‐がい【海兎貝】
ウミウサギガイ科の巻き貝。サンゴ礁にすむ。貝殻は拳(こぶし)状で、殻高8センチくらい。殻表は純白で光沢が強く、内面は紫赤色。紀伊半島以南に分布。
うるし‐いし【漆石】
1 黒色で、漆のような光沢のある石。黒曜石(こくようせき)など。からすいし。 2 石炭のこと。
うわ‐ぐすり【釉/上薬】
陶磁器の、素地の表面に施すガラス質の溶液。焼成すると薄い層を成し、吸水を防ぎ、光沢を帯びて装飾を兼ねる。主成分は珪酸(けいさん)化合物。金属含有物によって、さまざまな色を呈する。釉薬(ゆうやく)。
うわ‐ぐも・る【上曇る】
[動ラ四]表面がくすんで見える。光沢が薄れる。「いと濃き衣(きぬ)の—・りたるに」〈枕・一〇〇〉
うん‐も【雲母】
六角板状の結晶をなす珪酸塩(けいさんえん)鉱物。花崗岩(かこうがん)などに含まれ、薄くはがれやすい。弾性に富み、耐火性が強く、真珠光沢がある。白雲母・黒雲母など数種ある。マイカ。きらら。うんぼ。...
えいらん‐たい【依蘭苔】
ウメノキゴケ科の地衣類。北半球の寒帯に多く、群生する。高さ5〜10センチ。暗褐色または淡褐色、表面は滑らかで光沢があり、縁に黒いとげ状の突起がある。生薬(しょうやく)として健胃剤に用いる。
エジプト‐めん【エジプト綿】
エジプトのナイル川流域で生産される綿花。繊維は細く、長く、柔らかく、光沢がある。
エナメル‐がわ【エナメル革】
なめし革の表面にエナメルペイントを塗って光沢を出し耐水性を強めたもの。ハンドバッグ・靴などに用いる。
エナメル‐ペイント【enamel paint】
顔料をワニスに混ぜ合わせて作った塗料。塗膜は滑らかでガラスのような光沢があり、油ペイントに比べて乾きが速い。
えんま‐むし【閻魔虫】
甲虫目エンマムシ科の昆虫の総称。体長1センチくらい。体は扁平な卵形、黒色で光沢があり、脚は太く短い。触角の中央が赤褐色。堆肥(たいひ)や動物の死体に集まり、蛆(うじ)を食べる。