アクルックス【Acrux】
南十字座のα(アルファ)星。明るさは0.8等で、距離324光年。三重連星であり、角度で約4秒離れて準巨星と主系列星が並び、前者は公転周期76日の分光連星であると考えられている。
あけち【明智】
姓氏の一。 [補説]「明智」姓の人物明智小五郎(あけちこごろう)明智秀満(あけちひでみつ)明智光秀(あけちみつひで)
アケルナル【Achernar】
エリダヌス座のα(アルファ)星。「川の終わり」を意味するアラビア語に由来する。明るさは0.5等で、距離140光年。10月中旬に南中するが、日本では鹿児島以南から南の地平線近くに見られる。
あげ‐はま【揚(げ)浜】
1 海水をくみ上げ、日光や風で水分を蒸発させて塩をとる塩田。揚げ浜式塩田。⇔入り浜。 2 「上げ石」に同じ。
あこだ‐うり【阿古陀瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。秋の初め、光沢があって赤色の平たくて丸い実がなり、飾りにする。金冬瓜(きんとうが)の一種。
あこや‐がい【阿古屋貝】
《知多半島の阿古屋の浜で多くとれたところから》ウグイスガイ科の二枚貝。貝殻はほぼ方形で、殻長約9センチ。内面は真珠色の光沢がある。養殖真珠の母貝とする。本州中部以南に広く分布し、奄美(あまみ)大...
あさ‐いど【浅井戸】
磯田光一による詩人萩原朔太郎の評伝。昭和62年(1987)10月刊。同年2月、最終章が書かれる前に磯田が病没したため、未完。
あさ‐かげ【朝影】
1 朝日の光。「—にはるかに見れば山のはに残れる月もうれしかりけり」〈宇津保・春日詣〉 2 朝、水や鏡などに映った姿。「—見つつをとめらが手に取り持てるまそ鏡」〈万・四一九二〉 3 《朝日が人影...
アサ‐かんど【ASA感度】
米国規格協会(ASA)が定めた、感光材料の感光度の規格。アサ。アーサ。→感度3
あさぎり【朝霧】
永井竜男の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は、昭和24年(1949)、「文学界」誌に発表、同年の第2回横光利一賞を受賞。作品集は昭和25年(1950)刊行で、ほかに「『あひびき』か...