たい‐しょ【退所】
[名](スル) 1 勤務していた研究所・役所など、「所」のつく組織を辞めること。⇔入所。 2 その日の勤めを終えて研究所・役所などから退出すること。 3 刑期を終えて刑務所を出ること。⇔入所。 ...
たいようのこ【太陽の子】
灰谷健次郎の児童文学作品。昭和53年(1978)刊行。挿絵は田畑精一。神戸に住む少女ふうちゃんは、父親が精神を病んだきっかけを調べる過程で、沖縄戦の歴史を知る。昭和55年(1980)、「太陽の...
たいりょう【大漁】
金子みすゞの詩。大正15年(1926)刊行の「日本童謡集」に収録。昭和40年代、児童文学家の矢崎節夫が本作を読んで感銘を受け、忘れ去られた詩人であったみすゞの研究を開始。今日の再評価のきっかけと...
たつのこたろう【竜の子太郎】
松谷みよ子による長編の児童文学作品。日本各地の民話を下敷きに、竜になった母親を訪ねて旅をする少年、太郎の成長を描く。昭和35年(1960)、第1回講談社児童文学新人賞を受賞して刊行された。第8回...
た‐どう【多動】
場面や状況に応じて集中することが難しく、絶えず動き回わっている状態。児童が授業中に教室の内外を落ち着きなく徘徊するといった行動異常をさしていう。過活動。「—児」→エー‐ディー‐エッチ‐ディー(A...
タランのはくちょう【タランの白鳥】
神沢利子による児童文学作品。平成元年(1989)刊行。北の島にある湖タランの底に沈む青い玉をめぐるファンタジー。平成2年(1990)、第37回産経児童出版文化賞大賞を受賞。
たわむれ‐ごと【戯れ事】
たわむれにすること。ざれごと。「児童(こども)までが銛(もり)の真似して棒切ふりまわす—」〈露伴・いさなとり〉
たんきにゅうしょ‐せいかつえんじょ【短期入所生活援助】
市町村が行う子育て支援事業の一つ。保護者が病気・仕事・育児疲れなどの理由で、一時的に子供の養育が困難になった場合に、児童養護施設等で預かる制度。ショートステイ。→トワイライトステイ
たんじゅんしょじ‐ざい【単純所持罪】
正当な理由がなく、ある物を単に所持していることによって成立する罪。拳銃・指定薬物・児童ポルノなどが対象となる。
たんじゅんしょじ‐の‐きんし【単純所持の禁止】
ある物を正当な理由がなく単に所持することを禁止・規制すること。 [補説]児童買春処罰法では、児童ポルノを、自己の性的好奇心を満たす目的で、自己の意思に基づいて所持することを禁止し、違反すると1年...