なが‐びつ【長櫃】
1 衣服・調度を入れる形の細長い櫃。棒を通して二人で担ぐ。 2 長方形の炭櫃(すびつ)。長炭櫃(ながすびつ)。
なが‐もち【長持(ち)】
[名](スル) 1 長くよい状態などを保つこと。「—する花」 2 衣服・調度品などを入れる、蓋(ふた)つきの長方形の大きな箱。多く木製。運ぶときは両端の金具に棹(さお)を通して二人でかつぐ。
なぎ【梛/竹柏】
マキ科の常緑高木。暖地に自生し、高さ約20メートル。葉は対生し、楕円形で厚い。雌雄異株。5月ごろ開花し、実は丸く、10月ごろ青白色に熟す。庭木とする。熊野神社では神木とされる。また、凪(なぎ)に...
なげ‐い・れる【投(げ)入れる】
[動ラ下一][文]なげい・る[ラ下二]投げて中へ入れる。投げ込む。「いかりを海に—・れる」
なげ‐こ・む【投(げ)込む】
[動マ五(四)] 1 投げて入れる。また、無造作に投げ入れる。「郵便受けに散らしを—・む」 2 野球で、投手が数多く投球練習をする。「十分に—・んでから登板する」
薺(なずな)打(う)・つ
正月6日の晩から7日の暁にかけ、七草粥(ななくさがゆ)に入れる菜をまな板にのせ、囃子詞(はやしことば)を唱えながら、たたき刻む。七草打つ。薺はやす。《季 新年》「—・つ妻は醍醐(だいご)の里育ち...
な・でる【撫でる】
[動ダ下一][文]な・づ[ダ下二] 1 てのひらで軽くさわり、さする。「犬の頭を—・でる」 2 物や風などが軽く触れる。「高原の風が頰を—・でる」 3 髪に櫛(くし)を入れる。「化粧鏡を取出し鬢...
なみ‐がた【波形】
1 波のような形。また、波をかたどった模様。「—の罫線」「グラフが—を示す」 2 語句と語句との間に入れる「〜」の記号。数値や時間、場所の範囲を示すときや、語句の省略などに用いる。波ダッシュ。波...
涙(なみだ)を呑(の)・む
くやしさ、無念さをじっとこらえる。「—・んで不利な条件を受け入れる」
なわしろ‐みず【苗代水】
苗代に注ぎ入れる水。《季 春》「ゆたかなる—の門辺かな/たかし」