はちまんまつりよみやのにぎわい【八幡祭小望月賑】
歌舞伎狂言。世話物。4幕。河竹黙阿弥作。万延元年(1860)江戸市村座初演。文化4年(1807)深川八幡祭で永代橋が落ちた事件と、文政元年(1818)本郷の呉服屋が深川芸者を刺殺した事件を脚色。...
はちみ‐がん【八味丸】
《「八味地黄(じおう)丸」の略》漢方薬、地黄丸の一種。→地黄丸
はち‐ミリ【八ミリ】
8ミリ幅のフィルム。また、それを用いるカメラ・映写機・映画など。
はち‐めん【八面】
1 八つの平面。→八面体 2 八つの顔。 3 八つの方向・方面。八方。また、すべての方面。
はちめん‐たい【八面体】
八つの平面で囲まれる立体。
はちめん‐れいろう【八面玲瓏】
[名・形動]心が清らかで、何のわだかまりもないこと。また、そのさま。「—な(の)人柄」 [形動タリ]どの方面から見ても曇りなく明るいさま。「—と明らかに」〈謡・野守〉
はちめん‐ろっぴ【八面六臂】
1 仏像などが八つの顔と六つの腕をもつこと。 2 あらゆる方面にめざましい働きを示すこと。「—の働き」
はち‐もんじ【八文字】
1 「八」という字。また、その字の形。 2 遊女が揚屋入りする際などの歩き方。内八文字と外八文字がある。 3 江戸初期の男伊達などの風俗で、大股に足を外側に開いて歩く歩き方。「胸をつき出し、足を...
はちもんじ‐や【八文字屋】
江戸時代の京都の書店。元禄(1688〜1704)から明和年間(1764〜1772)にかけて、浄瑠璃本・歌舞伎狂言本・浮世草子などを出版。
はちもんじや‐ぼん【八文字屋本】
八文字屋から出版された浮世草子・役者評判記の類の総称。特に文学的には浮世草子をさす。広義には、同時代の他の八文字屋風の浮世草子をもいう。