こくみん‐へいえき【国民兵役】
旧兵役の一種。常備兵役と補充兵役とを終えた男子が服する第1国民兵役と、常備兵役・後備兵役・補充兵役および第1国民兵役に属さない、満17歳以上45歳以下の男子が服する第2国民兵役とがあった。
こくり【高句麗】
「こうくり(高句麗)」の音変化。
恐ろしいもののたとえ。元寇(げんこう)のとき、高句麗の兵士が侵害をしたことから出た語で、多くは「むくり」「もくり」などとともに用いる。→蒙古高句麗(むくりこくり)
こくりつ‐たいへいようきねんぼち【国立太平洋記念墓地】
《National Memorial Cemetery of the Pacific》米国ハワイ州、オアフ島南東部にある墓地。パンチボウル内に位置する。第一次・第二次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争...
心(こころ)利(き)・く
機転がきく。よく気がきく。「是等は皆一騎当千の兵にて、—・き夜討ちに馴れたる者共なりとは云ひながら」〈太平記・二八〉
こころ‐しら・う【心しらふ】
[動ハ四] 1 よく知っている。精通している。「兵(つはもの)のことに—・へるは」〈継体紀〉 2 心遣いをする。「よろづ細かに、あはれに—・ひ参らせ給ふも」〈栄花・玉の飾り〉
こころ‐すず・し【心涼し】
[形シク] 1 さっぱりとして気持ちがよいさま。「山河の岩うつ音を聞くなへに—・しきひぐらしの声」〈拾玉集・二〉 2 いさぎよいさま。未練のないさま。「—・しく義兵をおこし、一戦をはげみ申すべし...
こころ‐の‐こおり【心の氷】
不安や心配事などの解けがたい状態を氷にたとえていう語。心のしこり。「忠兵衛は世を忍ぶ—三百両」〈浄・冥途の飛脚〉
こごとこうべえ【小言幸兵衛】
落語。世話好きだが口やかましい麻布古川の家主、田中幸兵衛のある一日の話。転じて、口やかましい人をいう。
こご・る【凝る】
[動ラ五(四)] 1 液体状のものが、冷えたり凍ったりして凝固する。「魚の煮汁が—・る」「食うものはなくなった。水筒の水は—・ってしまった」〈黒島・渦巻ける烏の群〉 2 手足がかじかんで、自由が...
コサック【Cossack】
タタールとスラブとの混血種族。15世紀以降、南ロシア・ポーランド・ウラル地方に住みついた。遊牧に従事し、騎馬に長じ、騎兵としてロシア正規兵となった。カザーク。カザック。コザック。