さん‐かい【散開】
[名](スル) 1 広く散らばること。 2 戦闘のとき、敵の銃砲からの損害を少なくするため、各兵が間隔をおいて散らばること。「—して、戦闘態勢に入る」
さん‐ぐん【三軍】
1 陸軍・海軍・空軍の総称。 2 古兵法の先陣・中堅・後拒、または左翼・中軍・右翼。転じて、全体の軍隊。全軍。 3 中国、周代の兵制で、上軍・中軍・下軍それぞれ1万2500人、合計3万7500人...
さん‐さい【三災】
仏語。3種の災厄。住劫(じゅうこう)の減劫に起こる刀兵災・疾疫災・飢饉(ききん)災の小三災と、壊劫(えこう)の終わりに起こる火災・水災・風災の大三災。
さん‐しょう【三省】
1 律令制で、太政官に置かれた八省のうち、式部省・民部省・兵部省の称。 2 中国、唐の官制で、中書省・門下省・尚書省の称。 3 ⇒さんせい(三省)
さんじゃ‐まつり【三社祭】
東京都台東区にある浅草神社(旧称、三社明神社・三社権現)の例祭。毎年5月17・18日の両日(近年は5月中旬)に行われ、びんざさら舞などが奉納される。浅草祭。《季 夏》
歌舞伎舞踊。清元。本名...
さんじゅうろっ‐けい【三十六計】
中国古代の兵法にある36種の計略。兵法上のいろいろなはかりごとやかけひき。
さんだ【三田】
兵庫県南東部の市。江戸時代は九鬼氏の城下町。三田米・三田牛・マツタケの産地。北摂ニュータウンがある。人口11.4万(2010)。
さんだ‐やき【三田焼】
兵庫県三田市付近から産した陶器。寛政年間(1789〜1801)内田忠兵衛が創始。京都から名工を招き、優れた作品が焼かれた。青磁で名高い。
サンティアゴ‐デ‐キューバ【Santiago de Cuba】
キューバ南東部、サンティアゴ‐デ‐キューバ州の都市。同州の州都。カリブ海のマエストラ湾に面し、背後にマエストラ山脈が連なる。1514年にスペインが建設。1898年の米西戦争では大規模な海戦が行わ...
さん‐と【山徒】
比叡山延暦寺の衆徒。寺の雑事や警護をしたが、非常時には僧兵となった。山法師。