ないてきたいけん【内的体験】
《原題、(フランス)L'expérience intérieur》バタイユによる哲学的散文。1943年刊。三部作「無神学大全」の第1部に当たる。主要部をなす第2章「刑苦」は1941年から翌年にか...
ないてきどくはく【内的独白】
ジョイスが小説「ユリシーズ」の最終章において、夫の帰りを待つ妻モリーが眠りに落ちるまでの意識の流れの描写に用いた手法。多くの作家が応用し、その技法の革新性を説く評論も多数執筆された。→意識の流れ
ない‐てん【内典】
《「ないでん」とも》仏教の典籍。⇔外典(げてん)。
ない‐てん【内転】
上肢や下肢を体の正中線に近づける動きをいう。たとえば、休めの姿勢から直立の姿勢になるときに、開いた足を閉じる動きがこれにあたる。→外転
ないてん‐きん【内転筋】
四肢や指などを体の正中線に近付ける働きをする筋肉。大胸筋・大内転筋・拇指内転筋など。→外転筋
ない‐でん【内殿】
1 「内陣」に同じ。 2 奥の方にある御殿。
ないとう【内藤】
姓氏の一。 [補説]「内藤」姓の人物内藤湖南(ないとうこなん)内藤丈草(ないとうじょうそう)内藤多仲(ないとうたちゅう)内藤鳴雪(ないとうめいせつ)
ないとう‐しんじゅく【内藤新宿】
江戸時代、甲州街道の日本橋と高井戸との間にあった宿駅。元禄11年(1698)、信州高遠藩主内藤家の下屋敷の一部に新たに設置された。今日の新宿区新宿の発祥の地。
ない‐ど【内帑】
1 皇室・君主が所蔵している財貨の倉庫。 2 君主の所有する財貨。
ない‐どう【内道】
仏教のこと。また、その教えを奉ずる者。内教。⇔外道(げどう)。