ない‐どうじょう【内道場】
1 宮中に設けられた仏事を行う堂宇。日本では奈良時代にすでに知られ、のちに空海の奏請により特に真言院が置かれた。内寺。 2 一般寺院中の最も神聖な一室。
ないど‐きん【内帑金】
君主が手もとに所持する金。
ない‐どくそ【内毒素】
チフス菌・サルモネラ菌などの菌体の細胞壁に存在する毒素。たんぱく質・多糖類・脂質などからなり、菌体が破壊されると遊離して、毛細血管透過性を増大させ、ショックや発熱などをひきおこす。毒性は外毒素に...
ない‐ない【内内】
[名・形動] 1 表立てないでひそかに、また、非公式に事を行うこと。また、そのさま。内密。うちわ。「—の約束」「—に処理する」 2 物事の内部、内側。「—の館(たち)のありさま」〈平家・四〉 ...
ない‐ないじん【内内陣】
神社本殿の最も奥の、神体を安置する所。また、神体を安置する殿内の小祠。
ない‐ないてい【内内定】
《「内定前の内定」の意》就職を希望する新規学卒者などに対して企業が出す非公式の採用予定通知。 [補説]経団連の倫理憲章で、採用活動は最終学年に入ってから、内定通知は10月1日からと定められている...
ない‐にゅう【内乳】
種子内で、胚が生長を開始して芽生えるまで、胚の栄養源となるでんぷん・たんぱく質・脂肪などを蓄えている組織。内胚乳。
ない‐にょうどうかつやくきん【内尿道括約筋】
膀胱頸部(ぼうこうけいぶ)にある輪状の平滑筋。自分の意志では動かせない不随意筋で、交感神経の支配を受け、排尿を自動的に制御する。→外尿道括約筋 →尿道括約筋 [補説]「内尿道括約筋」は生理学での...
ない‐にょうどうこう【内尿道口】
膀胱(ぼうこう)から尿道が始まるところ。→外尿道口
ない‐ねん【内燃】
ガソリン・重油などの燃料をシリンダーの中で燃焼させ、爆発させること。