ぎょう【凝】
[常用漢字] [音]ギョウ(呉)(漢) [訓]こる こらす 1 一所にかたまって動かない。こりかたまる。「凝血・凝結・凝固・凝集・凝然・凝滞」 2 じっと一点に集中する。「凝議・凝視」 [名のり...
ぎょう‐けつ【凝結】
[名](スル) 1 「凝縮(ぎょうしゅく)2」に同じ。 2 コロイド溶液に電解質を加えると、コロイド粒子が大きくなって沈殿する現象。凝固。凝析。 3 感情や考えがこりかたまること。「私の思いは、...
ぎょうこ‐いんし【凝固因子】
⇒血液凝固因子
ぎょうこ‐てん【凝固点】
液体または気体の凝固が生じる温度。液体では融点、気体では昇華点に等しい。
ぎょうこてん‐こうか【凝固点降下】
純粋な液体の凝固点よりも、他の物質を溶かしたときのほうが、凝固点が低くなる現象。電離しない物質を溶かしたときは、そのモル数に比例して降下し、物質の種類に関係しない。分子量の決定などに利用。分子降...
ぎょうこ‐ねつ【凝固熱】
液体または気体が凝固するときに外部に放出する熱量。融解熱または昇華熱に等しい。
ぎん‐てん【銀点】
1標準気圧下での銀の凝固点。セ氏961.75度。国際温度目盛りの一。
クリオ【cryo】
《冷凍の意》少人数の血漿(けっしょう)から作られた、血友病患者への血液凝固因子の補充をするための治療薬。
けっ‐しょうばん【血小板】
血液の成分の一。血液を凝固させ止血作用がある。直径2〜3マイクロメートルの細胞小片。
けっ‐せい【血清】
血液が凝固する際に血餅(けっぺい)から分離してできる、透明な淡黄色の液体。血漿(けっしょう)からフィブリノゲンを除いたもの。免疫抗体やグロブリンなどを含む。