のうせきずいえき‐げんしょうしょう【脳脊髄液減少症】
脳脊髄液が漏出・産生低下などによって減少することにより、頭痛・頸部痛・めまい・耳鳴りなどの症状が起こる病気。髄液が漏れている部分の硬膜外腔に患者自身の血液を注入し凝固させて塞ぐ、ブラッドパッチと...
ひかねつ‐せいざい【非加熱製剤】
血液などを由来とする医薬品のうち、加熱による滅菌・ウイルス不活化操作を行っていないもの。 [補説]日本では、昭和60年代前半まで、非加熱血液凝固因子製剤が血友病などの治療に用いられ、そこに混入し...
ひかり‐ぎょうこじゅつ【光凝固術】
⇒レーザー光凝固術
ひょう‐てん【氷点】
1 水が氷結するとき、または氷が融解するときの温度。1気圧のもとではセ氏零度。 2 一般に、物質の凝固点または融解点のこと。
ひょうてん‐こうか【氷点降下】
⇒凝固点(ぎょうこてん)降下
ヒルジン【hirudin】
ヒルの唾液腺(だえきせん)から分泌され、血液の凝固を阻止する働きをもつポリペプチド。
ビスコース‐レーヨン【viscose rayon】
ビスコースを、金と白金との合金製のノズルから硫酸液中に押し出して凝固させた再生繊維。ビスコース人絹。
ビタミン‐ケー【ビタミンK】
《(ドイツ)Koagulierung(凝固)から》脂溶性ビタミンの一。植物界に広く存在するK1、動物で腸内細菌により合成されるK2などがある。血液凝固機能を促進する作用をもち、欠乏すると出血傾向...
フィブリノゲン【fibrinogen】
《「フィブリノーゲン」とも》血漿(けっしょう)中のたんぱく質の一。主に肝臓でつくられる。血液凝固の第一因子で、トロンビンによって限定的な分解を受け、フィブリンとなる。線維素原。
フィブリン【fibrin】
血液を凝固させる作用をもつたんぱく質。出血に際し、血漿(けっしょう)中のフィブリノゲンにトロンビンが作用してできる不溶性の線維状のもの。出血口を網状に覆い、血球を絡めて凝固する。線維素。