うずもれたみなと【埋もれた港】
《原題、(イタリア)Il Porto Sepolto》イタリアの詩人、ウンガレッティの処女詩集。第一次大戦の従軍中に書きためた作品を、1916年、私家版で80部のみ印刷・配布したもの。
うみいろのごご【海色の午後】
唯川恵の小説。昭和59年(1984)、第3回コバルトノベル大賞を受賞した処女作。
うみをみにいく【海をみに行く】
石坂洋次郎の処女小説。昭和2年(1927)、雑誌「三田文学」2月号に掲載され注目を集めた。作者自身の生活をモチーフとしている。海を見に行く。
エロごとしたち【エロ事師たち】
野坂昭如の処女小説。昭和38年(1963)、短編小説として「小説中央公論」に発表。長編化して、昭和41年(1966)に刊行。男たちのエロティックな欲求を満たすための多種多様なサービスを提供する「...
おうじょのにわで【王女の庭で】
《原題、(フランス)Au jardin de l'Infante》フランスの詩人サマンの処女詩集。1893年刊行。
おおかみたちのべんご【狼たちの弁護】
《原題、(ドイツ)Verteidigung der Wölfe》ドイツの詩人・評論家、エンツェンスベルガーの処女詩集。1957年刊行。
おと‐め【乙女/少女】
《「おと」は、動詞「お(復)つ」と同語源で、若々しいの意。本来は「おとこ」に対する語。「乙」は後世の当て字》 1 年の若い女。また、未婚の女性。むすめ。しょうじょ。処女。「—の悩み」「—壮士(...
おとめ‐づか【乙女塚/処女塚】
妻争いの犠牲者となったおとめを葬ったと伝える塚。菟原処女(うないおとめ)、葛飾の真間の手古奈の塚など。
おふくろ
田中千禾夫の処女戯曲。昭和8年(1933)「劇作」誌に発表。1幕。同年、築地座にて初演。昭和30年(1955)久松静児監督により映画化。
おぼこ
[名・形動]《「うぶこ(産子)」の音変化か》 1 まだ世慣れていないこと。また、そのさまや、そういう人。「—な娘」 2 生娘(きむすめ)。処女。おばこ。「もんはそんな—らしいものはすっかり無くし...