で‐みず【出水】
大雨などのために河川などが急に増水して氾濫(はんらん)すること。洪水(こうずい)。しゅっすい。《季 夏》「木曽川の—を見にと着たる蓑(みの)/たかし」 [補説]俳句では、特に梅雨期のものをいい、...
なべ‐づる【鍋鶴】
ツル科の鳥。全長約105センチ。体は灰黒色で頭と首が白く、頭上は皮膚が裸出して赤い。シベリアで繁殖。日本には冬鳥として山口県周南市・鹿児島県出水(いずみ)市に渡来し、特別天然記念物。
にゅうすい‐かん【入水管】
二枚貝の腹側にある、水を取り込む水管。出水管よりも太く長く、入り口にひだや触手をもつものもある。
ひき‐さ・る【引(き)去る】
[動ラ五(四)] 1 もとの所へ退いて、その場所からなくなる。「出水は一夜で—・った」 2 引いて持っていく。引っ張って連れ去る。「犯人が—・られる」 3 差し引いてへらす。減じる。「前貸し分を...
ほや【海鞘】
尾索綱ホヤ目の原索動物の総称。海産で汽水にも生息し、単体、または群体をつくる。単体のものは球形ないし卵形で、岩や海草に固着。体は被嚢(ひのう)で覆われ、入水孔と出水孔とが開く。幼生はオタマジャク...
まな‐づる【真鶴/真名鶴】
ツル科の鳥。タンチョウよりやや小さい。体が灰色で、頭頸部が白く、顔は裸出して赤い。脚は暗赤色。シベリア・中国北部で繁殖し、主に日本で越冬。鹿児島県出水(いずみ)市の渡来地では特別天然記念物。たづ...
まんば‐づる【万羽鶴】
鹿児島県の出水(いずみ)平野で秋から春にかけて、1万羽以上のナベヅル・マナヅルが越冬のために飛来すること。国の特別天然記念物。
水(みず)が◦出(で)る
洪水になる。出水する。「大雨で—◦出た」
みず‐じゃく【水尺】
出水の高さを測るため、目盛りを刻んで水中に立てておく標柱。みずぐい。
みず‐の‐でばな【水の出端】
《出水の出はじめの意から》最初は勢いが盛んであるが、じきに衰えることのたとえ。「気短かなれども、それは—のごとく、跡もなく御機嫌なほるなり」〈浮・一代女・四〉