またら‐じん【摩多羅神】
天台宗で、常行三昧堂(じょうぎょうざんまいどう)の守護神。また、玄旨帰命壇(げんしきみょうだん)の本尊。最澄・円仁が唐から帰国の際に出現して守護したと伝えられる。 京都市右京区太秦(うずまさ...
まつのまだら‐かみきり【松の斑天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長3センチくらい。前翅(まえばね)に黒と白の斑がある。成虫は5〜9月に出現し、松の枯れ枝に産卵。幼虫は松の材部を食害する。また成虫はマツノザイセンチュウを媒介。本州以南に分布。
マニュファクチュア【manufacture】
産業革命によって機械制大工業が出現する以前に行われた最初の資本主義的生産形態。分業に基づく協業という特色をもつ。工場制手工業。マニュファクチャー。
マルチパラメーターフェーズドアレイ‐レーダー【multi parameter phased array radar】
2種類の電波(偏波)を同時に発射して雨量を正確に推定するマルチパラメーターレーダーと、広範囲を迅速に観測するフェーズドアレイレーダーを組み合わせた気象レーダー。急速に発達する積乱雲を約30秒間隔...
まんだらけ【曼陀羅華】
《「まんだらげ」とも》 1 《(梵)māndāravaの音写。天妙華・悦意華などと訳す》仏語。諸仏出現のときなどに天から降り、色が美しく、芳香を放ち、見る人の心を楽しませるという花。 2 チョウ...
ミライ【Mirai】
IoT機器に感染するマルウエアの一。2016年に大規模なIDDos攻撃を起こしたことで知られる。同年、作成者と思われる者がオープンソースとして公開したため、新たな亜種が出現し、感染が広がった。
むぶつ‐せかい【無仏世界】
1 仏語。仏のいない世界。釈迦が入滅してから弥勒菩薩(みろくぼさつ)が出現するまでの世界。この間は地蔵菩薩が衆生を救うという。 2 仏教の及ばない土地。文化の及ばない土地。「—の孤島に生まれて」...
メチシリン【Methicillin】
ペニシリン系抗生物質の一。ペニシリンの薬剤耐性菌に対して有効な抗生物質として1960年に半合成されたが、メチシリン耐性黄色ぶどう球菌(MRSA)のような耐性菌が出現。現在日本ではほとんど用いられ...
もじ‐ばり【綟張り】
歌舞伎の大道具で、一部に紗(しゃ)を張って、後ろの背景や俳優などがかすんで見えるようにしたもの。背後から徐々に照明を当てるとしだいに見えてくるので、亡霊の出現などに用いる。
もんき‐ちょう【紋黄蝶】
シロチョウ科のチョウ。早春から出現する。翅(はね)の開張約5センチ。雄の翅は黄色で、前翅の外縁に黒紋、後ろ翅の中央に黄白色の円紋をもつ。雌は黄色と黄白色とがある。幼虫の食草はウマゴヤシ・コマツナ...