さす‐また【刺股/指叉】
江戸時代、罪人などを捕らえるのに用いた三つ道具の一。2メートル余の棒の先に、二またに分かれた鉄製の頭部をつけたもの。これでのど首を押さえる。→突棒(つくぼう) →袖搦(そでがら)み [補説]現在...
さな‐かずら【真葛/実葛】
[名]サネカズラのこと。「—の根を舂(つ)き、其の汁の滑(なめ)を取りて」〈記・中〉 [枕]葛はつるが分かれたのち先でまたあうところから、「のちもあふ」にかかる。「—後も逢はむと」〈万・三二八〇〉
サバイバル‐ゲーム【survival game】
1 迷彩服を着て、敵味方に分かれ、エアガンで着色弾を撃ち合うゲーム。 2 厳しい勝ち抜き競争。
サバイバル‐ファクター【survival factor】
《「生き残った要因」の意》自動車・鉄道・航空機・船の事故で、乗客の生死の分かれ目となった要因。車体や機体の構造、事故当時の乗客の位置・行動など。
サヘラントロプス‐チャデンシス【(ラテン)Sahelanthropus tchadensis】
中部アフリカのチャドで化石が発見されたサヘラントロプス属の種名。約700万年前に生息。類人猿と分かれた最初期の人類の祖先とする説がある。トゥーマイ猿人。
サルエル‐パンツ【sarrouel pants】
股下が分かれておらずゆったりして、裾(すそ)が輪になって足を出す部分だけがあいているパンツ。スカートとパンツの中間的な感じのもの。もとはイスラム教徒の民族衣装。
さる‐おがせ【猿麻桛】
サルオガセ科の地衣類の総称。樹皮上に着生。白緑色の糸状で、枝分かれを繰り返して垂れ下がり、約1メートルになる。日本では40種ほどある。松羅(しょうら)。さがりごけ。《季 夏》「動くもの一夏天のみ...
さわ‐しろぎく【沢白菊】
キク科の多年草。日の当たる湿地に生え、高さ30〜50センチ。葉にはしわが多い。初秋、数本に分かれた茎の先に白い花を1個ずつ開く。
さん‐こ【三鈷】
金剛杵(こんごうしょ)の一。金属製で杵(きね)の形をし、両端が三つに分かれているもの。三鈷杵(さんこしょ)。
さんこ‐れい【三鈷鈴】
密教の法具で、取っ手の端が三つまたに分かれている鈴。