たいさいぼう‐ぶんれつ【体細胞分裂】
真核生物の最も一般的な分裂・増殖方法。染色体が縦裂して両極へ分離し、母細胞と同じ染色体数が娘細胞(じょうさいぼう)に分配される。→細胞分裂
ひかり‐かくぶんれつ【光核分裂】
原子核が、X線やγ線などの高エネルギーの光を吸収し、同程度の質量の2個以上の核種に分かれる現象。光核反応の一。
ぶん‐れつ【分裂】
[名](スル) 1 一つのまとまりが、いくつかのものに分かれること。「会が—する」「核—」 2 生物の一個体が二つ以上の個体に分かれて増殖する無性生殖の方法。
むし‐ぶんれつ【無糸分裂】
細胞分裂の際に核の中に紡錘体や染色体などが形成されることなく、核が単純にくびれて2分裂される分裂法。有糸分裂に対していい、変性した細胞の退行現象とされる。直接分裂。
ゆうし‐ぶんれつ【有糸分裂】
真核生物で一般的にみられる核分裂の様式。細胞分裂の際に、核の中に染色体・紡錘体などの糸状構造が形成されて行われるところから、無糸分裂に対していう。体細胞分裂と、減数分裂とがある。間接核分裂。