し‐の‐はい【死の灰】
核爆弾の爆発や原子炉内の核分裂によって生じた、放射性微粒子の俗称。特に、ストロンチウム90やセシウム137は永く残留して造血器官や生殖器官に重大な影響を及ぼす。昭和29年(1954)3月の第五福...
しまい‐せんしょくぶんたい【姉妹染色分体】
細胞分裂の過程で複製された一対の染色分体のそれぞれをいう。同じ遺伝情報を持ち、それぞれ娘細胞に移動する。
しゃかいかくめい‐とう【社会革命党】
ロシア帝政時代の政党。1901年創立。ナロードニキの流れをくみ、専制の打倒と土地革命を目標とした。二月革命によって政権をになったが、十月革命後は左右に分裂して勢力を失った。略称はSR(エスエル)。
しゅう‐そく【収束】
[名](スル) 1 分裂・混乱していたものが、まとまって収まりがつくこと。また、収まりをつけること。「事態の—を図る」「争議が—する」 2 数学で、ある値に限りなく近づくこと。収斂(しゅうれん)...
シュタルク‐こうか【シュタルク効果】
光を出している物質に強い電界をかけると、そのスペクトル線が数本に分裂する現象。1913年にシュタルクが発見。
しょうしゃ‐ぜいか【照射脆化】
[名](スル)原子炉圧力容器が核分裂で生じる中性子を浴びてもろくなること。またその現象。過酷事故につながる危険性が高いとされる。
しんこうは‐ろ【進行波炉】
第四世代原子炉の一つ。核燃料として通常の原子炉では使用されない劣化ウランを使用。増殖炉に分類され、ウラン238に1個の中性子が衝突し、β崩壊を伴ってネプツニウム、プルトニウムへと変化する。核分裂...
しんせん‐ぐみ【新撰組/新選組】
文久3年(1863)江戸幕府が武勇にすぐれた武士で編制した浪士隊。清川八郎による浪士組分裂ののち、京都守護職松平容保(まつだいらかたもり)の支配下に、市中取り締まり、尊攘(そんじょう)派浪士の...
しんろう【真臘】
カンボジアにクメール人が建てた王朝の中国名。6世紀ごろ、メコン川中流域に興り、8世紀に分裂したが、9世紀に再統一。アンコールワットに代表されるクメール文化をつくって繁栄したが、14世紀ごろからタ...
ジェーシーオー‐りんかいじこ【JCO臨界事故】
平成11年(1999)、茨城県那珂郡東海村にある核燃料加工会社JCO東海事業所で発生した原子力事故。高速増殖炉の実験炉に使用するウラン燃料を製造する際、作業時間を短縮するために、定められた工程を...