ヒドロラーゼ【hydrolase】
⇒加水分解酵素
ひふ‐しじょうきん【皮膚糸状菌】
皮膚・爪・毛髪に感染する真菌の総称。ケラチンを分解する能力を持ち、白癬の原因となる。白癬菌・表皮菌・小胞子菌の3属が知られる。→糸状菌
ひょうはく‐ざい【漂白剤】
漂白に使用する薬剤。酸化・還元を利用して色素を分解・変化させるさらし粉・亜硫酸・オゾンなどと、蛍光漂白剤がある。
ひんさんそ‐すいかい【貧酸素水塊】
溶存酸素の量がきわめて少ない水域。多く、遠浅の内湾の底層で、夏に発生する。富栄養化によりプランクトンが大量発生し、その死骸を分解するバクテリアが水底で酸素を大量に消費することで起こる。発生すると...
びせいぶつ‐ねんりょうでんち【微生物燃料電池】
有機物を分解する際に、電子を放出する発電菌を用いた燃料電池。電子は負極(アノード)で回収され、水素イオンは、正極(カソード)で電子および酸素と反応して水となる。この一連の反応で生じる電気エネルギ...
ビタミン‐シー【ビタミンC】
水溶性ビタミンの一。新鮮な野菜・果物や緑茶などに含まれ、熱に弱く、すぐ分解してしまう。強い還元作用があり、体内の酸化還元反応に関与する。欠乏すると壊血病を起こす。アスコルビン酸。
ビネガー‐シンドローム【vinegar syndrome】
アセチルセルロースの経年による加水分解で、これを使った製品が変性・変形すること。フィルム2がストロー状に丸まったり、液晶ディスプレーが黒変・融解したりする。酢酸が生じるため、その臭気を伴う。ビネ...
びぶんかんしょう‐けんびきょう【微分干渉顕微鏡】
干渉顕微鏡の一。ノルマルスキープリズムという特殊なプリズムを用いて二つの偏光に分割し、その光線のずれを対物レンズの分解能以下にしたもの。光線を再び合成して光の干渉を起こさせ、光路差のわずかな違い...
ピペリジン【piperidine】
複素環式化合物の一。特異な刺激臭をもつ液体。強い塩基性を示す。コショウの辛み成分ピペリンを加水分解して得られる。医薬品の原料として用いられる。
ピー‐エッチ‐エー【PHA】
《polyhydroxyalkanoates》バイオプラスチックの一種。一部の細菌や古細菌がエネルギー貯蔵物質として細胞内に蓄積するポリエステルであり、生分解性をもつ。PHB、PHBHなどが知ら...