ぶん‐きょく【分極】
1 電界や磁界内に置かれた物質に、正・負の電荷が現れたり、磁極を生じたりする現象。電気の場合は電気分極、磁気の場合は磁化という。 2 電池内で発生した水素ガスが電極に付着するなどして反対方向の起...
ぶんきょく‐か【分極化】
[名](スル)対立する二つ以上の立場・勢力に分かれること。「野党勢力が—する」
ぶんきょく‐でんか【分極電荷】
誘電分極により、誘電体内の表面に現れる電荷。
ぶんきょく‐りつ【分極率】
電場中に置かれた原子や分子が誘起される双極子モーメントと、電場の強さの比。
ぶんき‐よそく【分岐予測】
《branch prediction》マイクロプロセッサーの実行速度を効率化する技術の一。
ぶん‐ぎょう【分暁】
[名・形動](スル) 1 夜が明けること。また、夜明け。 2 明らかに悟ること。「この道理の原因を—せざるもの、なお数多(あまた)あるべし」〈中村訳・自由之理〉 3 明らかであること。また、その...
ぶん‐ぎょう【分業】
[名](スル) 1 手分けして仕事をすること。「時間がないので—して進める」 2 ㋐生産の全工程を分割し、異なった労働者によって分担されること。個別的分業。 ㋑社会的総労働が各産業部門に分割・専...
ぶん‐ぎり【分切り】
長いものを一定の長さに細かく切ること。また、そのもの。「針屋の弟子となる身は…—の仕事に年中いとまなく」〈浮・織留・六〉
ぶん‐け【分家】
[名](スル)家族の一員が、その所属していた家から分かれて新しく一家を構えること。また、その家。民法旧規定では、本家に従属する関係にあったが、現在は法律的意味はない。別家。「土地をもらって—する...
ぶんけ【分家】
伊藤左千夫による自伝的小説。著者唯一の長編小説で、明治44年(1911)3〜7月に正編、明治45年(1912)3〜7月に続編を、いずれも「東京日日新聞」に連載。九十九里の農村を舞台に、農家の次男...