いい‐きり【言(い)切り】
言い切ること。文などの終止をいう。「末尾に終止形がきて—の形をとる」
いい‐しらけ【言(い)白け】
《「いいじらけ」とも》 1 発言がその場にそぐわなくて気まずくなること。「最早(もう)来玉うな、何しに来ん、お前様こそ、の—に、見合さぬ顔も僅か二日目」〈一葉・闇桜〉 2 言い負けること。「言ひ...
いい‐しら・ける【言(い)白ける】
[動カ下一][文]いひしら・く[カ下二]《「いいじらける」とも》 1 発言がその場にそぐわなくて気まずくなる。「強弁すればするほど、かえって—・けてしまう」 2 言い争って負けそうになる。「高慢...
いき‐せ・く【息急く】
[動カ五(四)]「息急き切る」に同じ。「老婆は—・きながら」〈独歩・死〉
鼬(いたち)の道切(みちき)り
1 行く手をイタチが横切ると不吉の前兆であるとする俗信。 2 「鼬の道」に同じ。
いちょう‐ぎり【銀杏切り】
大根・人参などを縦四つに切り、さらにそれを端から横に薄く切ること。また、その切ったもの。イチョウの葉の形に似る。
いっ‐さい【一切】
[名]全部。すべて。ことごとく。「会の—をとり仕切る」「—を忘れてやり直す」 [副](あとに打消しの語を伴って)全然。まったく。いっせつ。「謝礼は—受け取らない」「今後—干渉しない」
いっとう‐りょうだん【一刀両断】
1 ひと太刀で、まっぷたつに断ち切ること。 2 すみやかに、はっきりとした処置をとること。「—の裁きを下す」
いつ‐いつ【何時何時】
[代]不定称の指示代名詞。「いつ」を強めていう語。 1 (不定・疑問の時をさして)しかるべきある時。何月何日。「—までと日限を切る」 2 いつも。平常。「一だんよい酒ぢゃ…。—よりもよい酒ぢゃ」...
いといがわしずおか‐こうぞうせん【糸魚川静岡構造線】
本州の中央部をほぼ南北に横切る大断層。糸魚川市から松本盆地・甲府盆地の西を通って静岡市付近へ達する。フォッサマグナの西縁をなし、東北日本と西南日本の境目。新第三紀末に完成。