もくめ‐がね【木目金/杢目金】
金・銀・赤銅など色の違う金属を重ね合わせて鍛え、木目状の模様を打ち出す技法。また、それによる製品。江戸初期に刀の鍔(つば)の鍛造に始まる。日本独自の金属加工技術。
モザイク‐らん【モザイク卵】
卵の各部分の将来分化する器官や組織が、発生のごく初期から決められている卵。卵の一部を欠如すると、それに対応する器官を欠く幼生ができる。ツノガイ・ホヤ・クシクラゲなど。⇔調整卵。
モダニズム【modernism】
1 現代的で新しい感覚・流行を好む傾向。新しがり。現代風。当世風。 2 文学・哲学・美術などで、特に20世紀の初頭に興った反伝統主義の立場に立つ諸傾向の総称。未来派・表現主義・ダダイスムなどを含...
モダン‐ガール
《(和)modern+girl》当世風の女性。モガ。大正末期から昭和初期にかけての流行語。→モダンボーイ
モダン‐ボーイ
《(和)modern+boy》当世風の青年。モボ。大正末期から昭和初期にかけての流行語。→モダンガール
もみのきはのこった【樅ノ木は残った】
山本周五郎の長編歴史小説。江戸時代初期に仙台藩で起きたお家騒動を題材に、藩取り潰しの陰謀に立ち向かう家老、原田甲斐の孤独な闘いを描く。昭和29年(1954)から昭和31年(1956)にかけて「日...
もも‐われ【桃割れ】
女性の髪形の一。後頭部で髪を二つの輪にまとめ、桃のような形の髷(まげ)に結ったもの。明治初期から中期にかけて、16、7歳の少女に流行。
モルモン‐きょう【モルモン教】
《Mormonism》末日聖徒イエス‐キリスト教会の俗称。1830年に米国のジョセフ=スミスが神の啓示を受けたとして創立した傍系的キリスト教の一派。聖書のほかに「モルモンの書」をも正典とする。初...
もんぶ‐きょう【文部卿】
明治初期の太政官制における文部省の長官。明治18年(1885)内閣制度創設で文部大臣と改称。
やくおう‐じ【薬王寺】
福島県いわき市にある真言宗智山派の寺。山号は、延寿山。平安初期に徳一が薬師堂を建立したのに始まるという。
東京都中野区新井にある真言宗豊山派の寺。山号は、松高山。通称、新井薬師。開創は天正1...