ぎ‐おん【祇園】
《「祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん)」の略》中インドの舎衛(しゃえ)国にあった祇陀(ぎだ)太子の林苑。のち、給孤独と称された須達(しゅだつ)長者が買い求めた。祇陀林。給孤独園。給孤園。
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ぎ‐かん【議官】
1 明治初期に設けられた、太政官の評議に参与した高官。 2 明治初期に設けられた、元老院の議員。元老院議官。
ぎざ
1 いくつもの刻み目。ぎざぎざ。きざ。「—のある硬貨」 2 大正から昭和初期にかけて流通していた50銭銀貨のこと。
ぎせい‐かん【議政官】
明治初期の立法機関。慶応4年(1868)閏4月設立。上局・下局で構成されたが、有効な機能を果たせずに翌年5月廃止。
ぎょうき‐ず【行基図】
行基が作ったとされる日本地図。現存しないが、体裁を模したと考えられるものが平安時代から江戸初期まで各種流布した。
ぎょくよう【玉葉】
平安後期から鎌倉初期にかけての九条兼実(くじょうかねざね)の日記。66巻。長寛2年(1164)から建仁3年(1203)までを記述し、朝儀や政界の実情などに詳しい。玉海。
ギョレメ‐こくりつこうえん【ギョレメ国立公園】
《Göreme Milli Parklar》トルコ中央部、カッパドキア地方にある国立公園。主な町はギョレメ。4世紀頃までに迫害から逃れた初期キリスト教徒が移住。凝灰岩が浸食を受けてできた奇岩が連...
ぎんかく‐じ【銀閣寺】
京都市左京区にある慈照寺の通称。足利義政の山荘東山殿(ひがしやまどの)を、義政の死後、遺言により禅寺としたもの。初期の書院造りの遺構として貴重な東求堂(とうぐどう)と、2層の観音殿(いずれも国宝...
くえい‐でん【公営田】
《「こうえいでん」とも》 1 律令制で、官田・公田などを農民の徭役(ようえき)で耕作させ、収穫物は国家の所有としたもの。→私営田 2 平安初期、大宰府管下で行われた直営田。良田1万余町を壮丁に耕...
クオークグルオン‐プラズマ【quark-gluon plasma】
ハドロンを構成する基本粒子クオークと、クオーク間にはたらく強い相互作用を媒介する粒子グルオンが、ばらばらになって自由に飛び回っている状態。ビッグバン直後の宇宙初期における超高温・超高密度下でその...