そめ‐つけ【染(め)付け】
1 染めつけること。また、その色や模様。 2 藍色の模様を染め出した布地や衣服。 3 陶磁器の装飾技法の一。また、その陶磁器。白地に呉須(ごす)で下絵付けをし、その上から透明な釉(うわぐすり)を...
そらにはほん【空には本】
寺山修司の第1歌集。昭和33年(1958)刊行。初期の作品をまとめたもの。「チェホフ祭」「祖国喪失」などの連作を収める。
ソールズベリ‐だいせいどう【ソールズベリ大聖堂】
《Salisbury Cathedral》英国イングランド南部、ウィルトシャー州の都市ソールズベリにある大聖堂。11世紀頃オールドセーラムに建造され、13世紀に現在地に移転。初期ゴシック様式の傑...
たいこ‐じょろう【太鼓女郎】
江戸初期の上方遊郭で、琴・三味線・胡弓(こきゅう)などを弾いたり舞をまったりして宴席を取り持った囲(かこい)女郎。
たいさん‐ぼく【大山木/泰山木】
モクレン科の常緑高木。葉は大きく長楕円形で表面につやがあり、裏面に褐色の毛が密生する。5、6月ごろ、白色の大きな花を開き、強い芳香を放つ。北アメリカの原産で、日本には明治初期に渡来し、庭園で栽培...
たいしょう‐ごと【大正琴】
大正初期、名古屋の森田伍郎が考案した弦楽器。長さ約60センチ、幅約15センチの木製の胴に金属弦2本を張り、音階を表示した丸い鍵(けん)をつけたもの。左指で鍵を押さえ、右手の義甲で弾く。その後、3...
たい‐のう【胎嚢】
哺乳動物の妊娠初期において、胎児を包んでいる嚢状(のうじょう)物。中に羊水を満たし、羊膜・尿膜・漿膜(しょうまく)からなる。 [補説]人の場合、胎嚢・胎芽(たいが)・心拍が確認された段階で、正常...
たいへいきしょう【太平記鈔】
江戸初期の注釈書。40巻8冊。世雄房日性(円智)著か。慶長15年(1610)刊とされる。太平記の難語句・地名・人名に詳細な注解を施す。
タイロス【TIROS】
《television and infrared observation satellite》NASA(ナサ)(米航空宇宙局)が開発した初期の気象衛星。1960年に世界最初の気象衛星として1号が...
たかとり‐やき【高取焼】
福岡県から産する陶器。文禄の役・慶長の役後、黒田長政に従って渡来した朝鮮の陶工八山(やさん)(のち高取八蔵と改名)が鷹取山麓で開窯したのが始まり。初期のものを古高取といい、寛永7年(1630)白...