せき‐べつ【惜別】
別れを惜しむこと。「—の情」
せ‐こ【背子/兄子/夫子】
1 女性が男性を親しんでいう語。 ㋐夫や恋人をさす語。「我が—にまたは逢はじかと思へばか今朝の別れのすべなかりつる」〈万・五四〇〉 ㋑兄弟姉妹の間で兄または弟をさす語。「我が—を大和へ遣るとさ夜...
世帯(せたい)を破(やぶ)・る
夫婦別れをする。「世帯破る時分、暇(いとま)の状は取っておく」〈浮・五人女・一〉
せん【餞】
[名](スル)はなむけをすること。餞別。また、別れの宴。「奝然上人の唐に赴くを—して」〈露伴・連環記〉
せんだって‐じゅう【先達て中】
この間中。「—始終(しょっちゅう)秋雨(あめ)の降り朽ちているのに」〈近松秋江・別れたる妻に送る手紙〉
せん‐べつ【餞別】
遠方に旅行する人や転居・転任などをする人に、別れのしるしとして金品を贈ること。また、その贈り物。はなむけ。「—を贈る」
せん‐ぼう【先坊】
前の皇太子。前坊(ぜんぼう)。「—の御使ひにて東に下りにし」〈増鏡・春の別れ〉
そう‐じ【送辞】
送別の言葉。卒業式などで、在校生が卒業生におくる別れの言葉。
そう‐べつ【送別】
[名](スル)別れて行く人を送ること。「—の辞」「転勤する同僚を—する」「—会」
そそく・れる
[動ラ下一][文]そそく・る[ラ下二] 1 機会をのがす。仕損じる。多く動詞の連用形に付いて用いる。…そびれる。「言い—・れる」「敷居高く、帰り—・れ」〈浮・禁短気・三〉 2 機会をのがしていら...