あすか‐がわ【飛鳥川】
奈良県中部を流れる川。高取山に源を発し、畝傍(うねび)山と天香具山の間を流れ、大和川に注ぐ。昔は流れの変化が激しかったので、定めなき世のたとえとされた。また、同音の「明日」の掛け詞や枕詞として...
あずま‐おとこ【東男】
１ 関東生まれの男。特に、美しくしとやかな京女に対して、気立てに張りがあり、さっぱりしている江戸の男をいう。 ２ 東国の男子。「鶏(とり)が鳴く—の妻別れ悲しくありけむ年の緒長み」〈万・四三三三...
あだ‐まくら【徒枕】
１ 愛人と別れて、独り寝すること。「ああ現(うつつ)なや—、遠くも来ぬるものかなと」〈松の葉・二〉 ２ その場限りの共寝。かりそめの契り。仮枕(かりまくら)。「かりそめの夢も浮き寝の—」〈長唄・...
アデュー【(フランス)adieu】
［感］長い別れを告げるあいさつの語。さようなら。ごきげんよう。
あと‐くち【後口】
１ 飲食したあと口の中に残っている味や感じ。あとあじ。 ２ 自分の言動のあとの気分。あとあじ。「けんか別れになって—が悪い」 ３ 申し込みなどの、あとの順番。あとに待っているもの。「—が控えてい...
あなた‐こなた【彼方此方】
［代］指示代名詞。あちらこちら。あれこれ。「君の御身には、かの一節の別れより、—もの思ひとて」〈源・若菜下〉
あぶさんものがたり【アブサン物語】
村松友視のエッセー。愛猫アブサンとの出会いから最期の別れまでの家族としての交わりを綴る。平成7年（1995）刊。
あらまし
［名］ １ 事柄のだいたいのところ。概略。「事件の—を話す」 ２ 前もって先のことをあれこれ考えること。予想。予定。「かねての—みな違(たが)ひゆくかと思ふに」〈徒然・一八九〉 
［副］ １ ...
あり‐の‐すさび【在りの遊び】
生きているのに慣れていいかげんに過ごすこと。なおざりに暮らすこと。ありのすさみ。「ある時は—に語らはで恋しきものと別れてぞ知る」〈古今六帖・五〉
合(あ)わせ物(もの)は離(はな)れ物(もの)
合わせて一つにした物は、いつかまた離れるときがある。夫婦別れなどにいう。
