べつ‐がく【別学】
男女がそれぞれ別の学校、または別の教室で学ぶこと。男子を対象とする学校を男子校、女子を対象とする学校を女子校という。男女別学。→共学
べつ‐がん【別願】
仏語。仏・菩薩(ぼさつ)がそれぞれ独自の立場から立てた誓願。阿弥陀仏の四十八願、薬師仏の十二願など。諸仏に共通の四弘誓願(しぐぜいがん)を総願とよぶのに対していう。
べつ‐ぎ【別儀/別義】
1 ほかのこと。別のこと。余の儀。「お願いの筋は—ではない」 2 考慮に入れなければならない特別の事情。別状。「今度ばかりは—を以てゆるし申すなり」〈太平記・三八〉 3 (打消しの語を伴って)都...
べつ‐ぎょう【別業】
1 別の職業・事業。 2 別荘。「我家の粗造なる—あれば」〈竜渓・経国美談〉
べつ‐ぎょう【別行】
1 別の行。特に、文章中で行を改めて書くこと。「引用部分は—に書く」 2 特別に執り行う仏事や修行。特別の行法。 3 大部の典籍のうち一部を独立させて流布させること。「法華経」普門品を独立させて...
べつ‐くち【別口】
1 ほかの方法や種類。「給料とは—の収入がある」「—の縁談話」 2 別の口座。「自動引き落としのために—を設ける」
べつ‐くるわ【別郭】
日本の城で、他の郭と独立して一つずつ築いた郭。
べつ‐ぐう【別宮】
本社または本宮に付属する神社。摂社・末社・今宮(いまみや)などの総称。
べつ‐ぐん【別軍】
本隊とは別に独立した軍隊。
べつ‐けんこん【別乾坤】
普通とは違った世界。別世界。別天地。