ぜん‐じつ【前日】
その日の前の日。「試合の—」
ぜんじつ‐たん【前日譚】
ある物語よりも前に起きていた出来事。また、小説などでそれを扱う続編。プリクエル。⇔後日談。
ぜん‐じゅつ【前述】
[名](スル)前に述べたこと。既述。先述。「—のとおり」「—したように」⇔後述。
ぜん‐じょう【前条】
前に記した箇条。
前事(ぜんじ)を忘(わす)れざるは後事(こうじ)の師(し)なり
《「史記」秦始皇本紀・賛から》以前のことを心に留めておくと、後にすることの役に立つ。
ぜん‐じん【前人】
これまでの人。昔の人。先人。「—の偉業」⇔後人(こうじん)。
ぜん‐じん【前腎】
脊椎動物の泌尿器系の発生において最初に、最前部に現れる腎臓。円口類では成長後もそのまま働くが、魚類・両生類では幼生期まで機能し、爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺乳類では痕跡的に形成されるだけで、中腎...
ぜん‐じん【前陣】
《「せんじん」とも》 1 本陣の前方に配置された陣。先陣。⇔後陣(こうじん)。 2 まっさきに攻めること。さきがけ。先陣。「千余騎にて—を仕る」〈太平記・一二〉
ぜんじん‐みとう【前人未踏/前人未到】
今までだれも足を踏み入れていないこと。また、だれもその境地に到達していないこと。「—の秘境」「—の記録」
ぜん‐せ【前世】
《古くは「ぜんぜ」》この世に生まれ出る以前の世。さきの世。仏教では三世の一。過去世。ぜんせい。→現世 →来世