まる‐もの【丸物/円物】
1 全部完全にそろっているもの。 2 演劇などの大道具のうち、本物のように立体的に作ったもの。平物(ひらもの)に対していう。 3 ひし形の板的(まと)に対して、円形の皮革製の的。 4 《裏表がそ...
まわり‐ぶたい【回り舞台】
劇場の舞台で、中央の床を大きく円形に切り抜き、その部分を回転して場面転換させる装置。また、それを備えた舞台。歌舞伎舞台で発生した。
まん‐せき【満席】
乗り物や劇場などの座席がすべてふさがること。
マンフレッド【Manfred】
バイロンによる3幕の劇詩。1817年刊。1824年、コベントガーデンにて初演。ゲーテの「ファウスト」の影響が色濃くみられる。シューマン、チャイコフスキーがそれぞれ音楽化している。 シューマン...
マールバハ【Marbach】
ドイツ南西部、バーデン‐ビュルテンベルク州の都市、シュトゥットガルト近郊の町。劇作家シラーの生地として知られる。シラー没後150周年を記念して設立されたドイツ文学史料館、シラー国立博物館がある。...
みがわりざぜん【身替座禅】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)・長唄。新古演劇十種の一。岡村柿紅(おかむらしこう)作詞、7世岸沢式佐・5世杵屋巳太郎(きねやみたろう)作曲。明治43年(1910)東京市村座初演。狂言「花子」を舞...
み‐き・れる【見切れる】
[動ラ下一][文]みき・る[ラ下二] 1 本来見えるべきものが隠れて見えなくなる。写真や映像で、フレームに人物などの全体が収まらず、一部が切れている。「この座席からはステージが—・れてしまう」「...
み‐ごうしゃ【見巧者】
[名・形動]芝居などになれ通じていて、見方のじょうずなこと。また、その人や、そのさま。「—な(の)劇通」
みす‐うち【御簾内】
1 垂れ下がったみすの内側。 2 人形浄瑠璃の劇場で、舞台上手上部のすだれの内側の狭い部屋。修業中の太夫(たゆう)・三味線弾きの演奏場所。転じて、未熟な義太夫語り。 3 歌舞伎で、すだれの掛かっ...
ミスキャスト【miscast】
演劇・映画などで、役の割り振りを誤ること。役柄に合わない配役。