よそ‐め【余所目】
1 よそから見たところ。はたの見る目。よそみ。「—をはばかる」「—には楽に見える仕事」 2 よそのことのように見ること。傍観すること。「自分で拵えた此一場の架空劇を—に見て」〈漱石・明暗〉 3 ...
よてい‐ちょうわ【予定調和】
1 ライプニッツの哲学で、宇宙は互いに独立したモナドからなり、宇宙が統一的な秩序状態にあるのは、神によってモナド間に調和関係が生じるようにあらかじめ定められているからであるという学説。→モナド論...
よのならい【世の習い】
《原題The Way of the World》コングリーブの戯曲。1700年初演。ロンドンの社交界を舞台とする風刺喜劇。初演時には不評だったが、19世紀以降に再評価された。
よび‐こみ【呼(び)込み】
客を集めるために劇場・飲食店などの入り口で通行人に呼びかけ、誘い入れること。また、その人。
よみ‐あわせ【読(み)合(わ)せ】
1 読み合わせること。「帳簿の—をする」 2 演劇などのけいこで、俳優が台本のそれぞれのせりふを互いに読み、せりふの受け渡しの練習をすること。
よるのわらい【夜の笑い】
飯沢匡の戯曲。昭和53年(1978)、著者自身の演出、青年劇場の主催により初演。2部構成で、第1部は小松左京の「春の軍隊」、第2部は島尾敏雄の「接触」をモチーフとする。著者は本作の脚色・演出によ...
よろこば・せる【喜ばせる/悦ばせる】
[動サ下一][文]よろこば・す[サ下二]喜ぶようにする。うれしがらせる。よろこばす。「劇的な勝利はファンを—・せた」
よろしく【宜しく】
[副]《形容詞「よろしい」の連用形から》 1 ちょうどよいぐあいに。程よく。適当に。「—取り計らってくれ」「今ごろあの二人は—やってるよ」 2 人に好意を示したり、何かを頼んだりするときに添える...
よろぼし【弱法師】
謡曲。四番目物。観世元雅作。大坂の天王寺で高安通俊が、諦観に身を置く弱法師という盲目の乞食(こじき)に会い、それがわが子の俊徳丸と知る。よろぼうし。 日本画家、下村観山の代表作。絹本金地着色...
ヨンカーズものがたり【ヨンカーズ物語】
《原題、Lost in Yonkers》サイモンの戯曲。1990年、ウィンストンセーラムの舞台芸術センターにて初演。第二次大戦下のニューヨーク州のヨンカーズを舞台に、厳格な祖母を持つ兄弟の成長を...