ろうどう‐くみあい【労働組合】
労働者が労働条件の維持・改善や社会的地位の向上などを目ざして、自主的に組織する団体。企業別・職業別・産業別・一般組合などの形態がある。労組。
ろうどうくみあい‐ほう【労働組合法】
労働者が使用者との交渉で対等の立場に立つことを促進することによって、労働者の地位を向上させることを目的とする法律。労働三権を具体的に保障し、労働組合・不当労働行為・労働協約・労働委員会などについ...
ろうどう‐けいやく【労働契約】
労働者が使用者に労務を提供することを約し、これに対して使用者が報酬を支払うことを約する契約。契約の内容は労働契約法・労働基準法、および労働協約・就業規則によって規制される。
ろうどうけいやく‐ほう【労働契約法】
労働者と使用者の間で結ばれる労働契約の基本原則を定めた法律。平成20年(2008)3月施行。就業形態の多様化や個別労働関係紛争の増加などに対応するために設置された。労働契約の締結・変更・継続・終...
ろうどうけいやくもうしこみ‐みなしせいど【労働契約申込みみなし制度】
企業が違法な派遣と知りながら派遣労働者を受け入れていた場合、違法状態が発生した時点で、企業が派遣労働者に直接雇用の申し込みをしたものとみなす制度。平成27年(2015)10月から施行。直接雇用み...
ろうどう‐さいがい【労働災害】
労働者の就業にかかわる建設物・設備・原材料・粉塵(ふんじん)などにより、または作業行動その他業務に起因して、労働者が負傷し、疾病にかかり、または死亡すること。
ろうどうさいがい‐そうごうほけん【労働災害総合保険】
従業員が政府の労働者災害補償保険の災害補償の対象となる身体障害を被った場合において、事業主が労働者災害補償保険の上乗せ補償を行うことによって被る損害、および使用者として法律上の損害賠償責任を負担...
ろうどう‐さんけん【労働三権】
日本国憲法の保障する労働者の基本的権利である、団結権・団体交渉権・争議権の三つをいう。
ろうどう‐しゃ【労働者】
1 自己の労働力を提供し、その対価としての賃金や給料によって生活する者。 2 主に肉体労働によって賃金を得て生活をする者。肉体労働者。
ろうどうしゃ‐かいきゅう【労働者階級】
資本主義社会において、資本家に自己の労働力を提供して賃金を得るほかに生活の方法のない賃金労働者によって構成される社会階級。プロレタリアート。→資本家階級