お‐たけび【雄叫び/雄誥び】
勇ましく叫ぶこと。また、その声。「—を上げる」
オデュッセウス【Odysseus】
ギリシャ神話の英雄。イタカ島の王で、ペネロペの夫。「オデュッセイア」の主人公。トロイア戦争で知勇兼備の名将として活躍、木馬の奇計によりギリシャ軍を勝利に導いた。ユリシーズ。
おとこ‐まい【男舞】
1 中世、白拍子(しらびょうし)が、白い水干(すいかん)に立烏帽子(たてえぼし)、白鞘巻(しろさやまき)の太刀という男装で舞ったという舞。 2 能で、直面(ひためん)の男が舞う勇壮な舞。また、そ...
音(おと)に聞(き)・く
1 人伝えに聞く。うわさに聞く。 2 名高い。有名である。「—・く勇将」
おに【鬼】
《「おん(隠)」の音変化で、隠れて見えないものの意とも》 [名] 1 仏教、陰陽道(おんようどう)に基づく想像上の怪物。人間の形をして、頭には角を生やし、口は横に裂けて鋭い牙(きば)をもち、裸...
おに‐むしゃ【鬼武者】
勇猛な武士。荒武者。
鬼(おに)を欺(あざむ)・く
鬼かと思われるほど勇猛である。また、容貌(ようぼう)が恐ろしげである。「—・く景清も声を上げてぞ泣きゐたり」〈浄・出世景清〉
かい‐がん【魁岸】
体躯が大きく、たくましいこと。「—勇偉、膂力絶倫(りょりょくぜつりん)、満身の花文、人を驚かして自ら異(こと)にす」〈露伴・運命〉
かい‐てん【回天】
1 《天をめぐらす意》時勢を一変させること。衰えた勢いを盛り返すこと。「其—の素志を貫く勇気を維持し得たというじゃあないか」〈逍遥・当世書生気質〉 2 旧日本海軍が第二次大戦中に用いた、人間が操...
かい‐どう【海道】
1 海上の、船が通る道。ふなじ。海路。航路。 2 海沿いに通じる道。海辺の道路。 3 特に、東海道をいう。「—一の大親分」 4 主要な道路。街道。「どうど踏んだる—も武勇の道も一筋に」〈浄・嫗山姥〉