いぬ【犬】
中勘助の中編小説。大正11年(1922)、「思想」誌に発表。性描写の過激さから、発禁処分となる。
いや‐まし【弥増し】
[副]ますますもっと。さらにいっそう。「彼女の死が—惜しまれてならなかった」〈中勘助・菩提樹の蔭〉 [形動ナリ]ますます多くなるさま。いよいよ激しくなるさま。「満ち来る潮の—に絶ゆること無く...
イヤマーク【earmark】
《元来は所有者を明示するために羊の耳につけた焼き印》 1 貿易や借款によって外国で取得した金を、為替決済の支払い準備などの目的で、その国の中央銀行に寄託して保管しておくこと。 2 借入国が貸付国...
うけとり‐かんじょう【受取勘定】
簿記で、売掛金・受取手形など債権を示す勘定の総称。商品の販売やサービスの提供による通常の営業取引から発生する。売上債権。⇔支払勘定。
うけとりかんじょうだて‐そうば【受取勘定建相場】
外国為替相場の建て方の一。自国通貨の一定額を基準とし、これに相当する外国通貨の価額を示すもの。外貨建相場。⇔支払勘定建相場。
歌(うた)と読(よ)み
1 カルタに歌ガルタと読みガルタがあるように、物事には表と裏、得と失、よいものと悪いものがあることのたとえ。 2 利害得失を計算して得になるようにすること。勘定ずく。
うまれ‐かえ・る【生(ま)れ返る】
[動ラ五(四)]死んだ者が新たな生命を得て、再びこの世に生まれてくる。「仏様のお蔭で先の子が—・ってきたと思いこんで」〈中勘助・銀の匙〉
うりあげ‐かんじょう【売上勘定】
簿記の用語。 1 売上高を処理する勘定。商品勘定の3分法によって設けられる。貸方に売上高、借方に売上値引および戻り高が記入され、貸方残高は純売上高を示す。 2 委託販売における積送品の売上高を処...
うりかけきん‐かんじょう【売掛金勘定】
簿記で、商品の販売やサービスの提供による通常の取引に基づいて発生した、営業上の未収金を記入する勘定。売掛勘定。⇔買掛金勘定。
うるし‐ぶぎょう【漆奉行】
江戸幕府の職名。勘定奉行の下で、灯油の支給、漆の収納、社寺の什器(じゅうき)のことをつかさどった。初め、油奉行と漆奉行は別であったが、のち油奉行が廃止され、漆奉行が兼任したので「油漆奉行」と書く...