じゅうに‐もん【十二門】
平安京大内裏の外郭の12の門。東面の陽明門・待賢門(たいけんもん)・郁芳門(いくほうもん)、南面の美福門・朱雀門(すざくもん)・皇嘉門(こうかもん)、西面の談天門・藻壁門(そうへきもん)・殷富門...
じゅうにもんろん【十二門論】
インド古代の仏教書。1巻。竜樹著。409年に、鳩摩羅什(くまらじゅう)が漢訳。大乗仏教の空観の理を12章に分けて解説したもの。三論の一で、三論宗の根本聖典。
じゅう‐にょぜ【十如是】
仏語。天台宗で、法華経方便品(ほうべんぼん)に基づき、一切の存在を相・性・体・力・作・因・縁・果・報・本末究竟(ほんまつくきょう)の10方面から説くもの。十如。如是。
じゅうに‐りつ【十二律】
中国や日本の音楽の12の標準楽音。1オクターブ間に約半音間隔で12音が配される。基音を長さ9寸(約27センチ)の律管の音とする。中国では、黄鐘(こうしょう)を基音とし、大呂(たいりょ)・太簇(た...
じゅうにるい‐しょう【十二類生】
仏語。生まれ方によって衆生(しゅじょう)を12に分けたもの。胎生・卵生・湿生・化生(けしょう)の四生に、有色(うしき)・無色・有想・無想・非有色・非無色・非有想・非無想を加えたもの。
じゅうに‐れっこく【十二列国】
⇒春秋十二列国(しゅんじゅうじゅうにれっこく)
じゅう‐にん【十人】
人数が10であること。とたり。
じゅうにん‐ぐみ【十人組】
1 安土桃山時代から江戸初期にかけて、近隣10戸を単位とした自治組織。 2 ⇒十人両替(じゅうにんりょうがえ)
じゅうにんといろ【十人十色】
《原題Every Man in His Humour》ジョンソンの戯曲。1598年初演。気質喜劇の代表作のひとつ。
じゅうにん‐といろ【十人十色】
考え方や好みなどが各人それぞれに違っていること。「—の服装」 [補説]作品名別項。→十人十色