ぬまづ【沼津】
静岡県東部の市。駿河湾に面する。もと水野氏の城下町で、東海道の宿場町として発展。水産加工業・金属機械工業・近郊農業が盛ん。千本浜公園がある。人口20.2万(2010)。
ぬれ‐せんべい【濡れ煎餅】
焼きたてのせんべいを醤油だれにつけたもの。しっとりと濡れた感じで柔らかく、味は濃い。 [補説]千葉県銚子市にある店の創案で、商品化は昭和38年(1963)という。「ぬれせん」は商標名。
ぬれ‐ぬれ
[副] 1 水に濡れるさま。また、濡れたようにつややかなさま。「色のまだ—と紅な、お千世の唇を放して」〈鏡花・日本橋〉 2 粘液状のものがついているさま。「くだんの馬の足に土つきて、—とある事た...
ねぎし‐は【根岸派】
1 明治20年代、饗庭篁村(あえばこうそん)・森田思軒らを中心に、硯友社(けんゆうしゃ)と対峙(たいじ)した文人の一派。 2 根岸短歌会を中心とする短歌の流派。香取秀真(かとりほつま)・岡麓(お...
ねこあし‐こんぶ【猫足昆布】
コンブ科の褐藻。葉は長さ2、3メートルの帯状。葉の基部の両端に耳状の突起ができ、そこから新葉ができる。北海道の北東部から千島に産し、甘味が強く、とろろ昆布として食用にする。みみこんぶ。
ね‐ご・い【寝濃い】
[形][文]ねご・し[ク]《中世・近世語》ねぼうである。いぎたない。「頻(しき)りにおとづるるに—・い八千代さへ目覚めて」〈浮・一代男・七〉
ねのひ‐の‐まつ【子の日の松】
子の日の遊びに引く小松。「ひきて見る—は程なきをいかで籠れる千代にかあるらむ」〈拾遺・雑春〉
根葉(ねは)にな・る
恨みの種となる。「その時の事が—・って」〈浄・千両幟〉
根葉(ねは)に持(も)・つ
恨む。根に持つ。「平次、千鳥が事を—・ち」〈浄・盛衰記〉
ねん‐がく【年額】
1年分の額。「—千円の会費」